工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣で ロングベスト!

2020年06月13日 | 久留米絣~~スカート・ブラウス

久留米絣で ロングベストをお作りしました。

 

 

 

サイドにスリット

 

 

前は ループのワンボタン留め。

 

 

後ろは・・

 

 

 

こんな感じ。

 

これからの時期にぴったりです。

納品に伺うと さっそく着てお出かけされたようです。

 

蒸し暑い梅雨の時期を

ぜひ 涼しくお過ごしください。

 

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佐世保のご当地名物として

佐世保バーガー・レモンステーキなどなど いろいろありますが

もう一つ 昨今の某TV番組で話題になったのが

「佐世保の甘い豆乳」

 

・・あの番組の放送後

佐世保人と知ると

「甘い豆乳は邪道だ。」

「甘い豆乳はまずい。」

っと散々・・ご批判を受けてきました。

 

・・っが ここにきて こんなものを発見!

 

 

 

キッコーマン豆乳!

 

きなこ餅・ぷりん・バナナ・・・

 

どれも 超~~~~甘い!

 

さらに 

そのまま凍らせてアイスにしよう!キャンペーンまで打ち出している。

 

「なんだっ!甘い豆乳は 邪道ではないのか!??」

 

・・っと憤りながら

 

・・やってみた。

 

 

プリン味豆乳。

引き抜くのに・・いったん 水につけないと抜けない。

 

・・っで こんな感じ。

 

 

 

・・・ん・・見ての通り・・分離してます。

 

下の方に甘い豆乳がたまり 上に方は 味のない氷。

 

やり方・・間違ったのかな??

 

普通に飲むと かなり甘い豆乳ですが

凍らせると 味は ほぼ しない。

 

一緒に食べてみた母がぽつり・・。

 

「この豆乳・・普通に”飲んで”もいいんでしょ?」

 

ですね。

もともと豆乳は飲み物です。

佐世保の甘い豆乳で育った佐世保人としては 

このキッコーマンの甘い豆乳は・・おいしい。

 

っというわけで 豆乳アイスは 成功?!しませんでしたが

せっかくもらったこのアイスケース。

只今、100%ジュースで再挑戦中。

今度はおいしくできるかな??

 

あ・・梅酒もつけました。

これもおいしくできるかな??

 

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後日談・・

果汁100%ジュースで挑戦したアイス

 

 

キレイにできあがりました。

 

分離することなく アイス!です。

これで今年の夏は 涼しく過ごせそうです。

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黒髪山・黒髪神社鳥居~~2020.06

2020年06月12日 | 登山

2か月ぶりに黒髪山へ行ってきました。

 

 

黒髪神社の鳥居から出発!

久しぶりのマイナスイオン~~。

 

 

新緑の中 赤いハナミョウガの花があちらこちらで咲いてました。

 

 

 

こちらは・・マムシグサ

 

 

よ~く見ると・・実が膨らみはじめています。

 

 

このブツブツが大きく膨らんで 赤い実になります。

 

その名の通り・・

触ると皮膚炎を起こす危険な草。

一緒にいた友人が触ろうとしたので

「だめ!かぶれる!」

叫んでしまいました。

珍しい形をしているので つい触りたくなりますが

もし、見かけても触らないようにお気を付けください。

 

この季節 この白い花が山を彩っていました。

 

こちらは・・タツナミソウ

 

青い色が清々しい。

 

野イチゴの実も赤く色づいていました。

 

この時期、山はいろんな色で彩られています。

 

白山神社にたどり着きました。

 

 

お社の脇には・・

 

 

オガタマの花

 

神木とされ「招霊(オギタマ)」が転化して

”オガタマ”の名になったと言われています。

神秘的な花です。

 

白山神社までくると 山頂はもうすぐです。

黒髪山の醍醐味でもある岩を登ると・・

 

 

眼下に広がる大パノラマ!

 

この時期はミヤマキリシマの朱赤が緑に映えてきれいです。

 

 

自生する植物は 季節を感じ取り 頃合いをみて花を咲かせる。

 

 

そこに見る人がいようがいまいが 待ってはくれません。

 

そのタイミングを逃さず 

一番きれいな状態の花を愛でることができるのは

本当にほんの数日間。

そうおもうと・・その瞬間に立ち会えたことが

ありがたい・・。

 

・・なので

 

「きれいね~!いいねぇ~!かわいいね~!」

 

っと 花を褒めまくりながら写真を撮っています。

 

 

 

きれいな時期は ほんの少し。

先月見た花を今月探しても

どれがどれだが・・??さっぱりわからない。

山桜が花の時期だけ 山に存在を表すのと同じで

緑の葉で覆いつくされたら

植物を葉っぱだけで見分けるのは困難・・。

 

今回、アジサイの花がまだ蕾の状態でした。

今月末には きれいに色づいてくれているかなぁ・・っと期待して

また、山に登りたいと思います。

 

ただ・・梅雨入りしたばかりなので

山に登れるのかな・・とそれだけが心配ですが・・。

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藍染豆絞りの手ぬぐいとサクランボ手ぬぐいでマスク!

2020年06月12日 | ニット・化繊etc~~バッグ・小物

藍染豆絞りとサクランボ・ひし形が可愛い手ぬぐいで

マスクお作りしました。

まずは プリーツマスク

 

そして・・立体マスク

 

 

どちらも涼し気で可愛いです。

 

九州北部も梅雨入りしました。

これから蒸し暑い日が続きますが

暑くても 人込みの多いところでは

マスクは 手放せません・・。

 

感染者が ゼロ!になる日が・・くるのを信じて。

 

アルコール消毒 手洗い マスク うがい で

感染予防 がんばります!

 

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いつもありがとうございます。

暑い日が続きますが 体調など崩されませぬよう

ご自愛ください。

またのご依頼をお待ちしております。

 

 

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とうとう・・ここ長崎も梅雨入りしました。

 

庭に地植えしたアジサイも

今年は 可愛い花を咲かせました。

 

 

数年前に 姉が母の日に贈ってくれた鉢植えです。

 

鉢植えの時には 淡いピンクでしたが

こんなに濃くきれいな紫になりました。

 

 

 

・・っで アジサイと言えば・・こちら

 

 

カタツムリ。

庭の椿の鉢植えの根元にいました。

 

「おぉ~~けっこう・・大きい・・。」

 

立派な角を立てています。

 

 

 

小学生の頃・・植木鉢の中にいるカタツムリをみつけ

なにを思ったか・・植木鉢の口にラップをして 

カタツムリを閉じ込めたことがあります・・。

 

(私的には・・)カタツムリを・・飼っているつもり・・。

 

・・っで 夜 見に行くと・・

ラップをしているので 逃げ場がないはずのカタツムリが

・・いない・・。

 

?????・・

 

・・っで 数日後 昼間に また 見てみると

 

・・いる。

 

なぜ??消える カタツムリ・・。

何処に行く・・カタツムリ。

 

 

 

その時 はじめて知りました・・

 

カタツムリは・・

 

・・・土に潜る。

 

夜 いなくなっていたのは 土に潜っていたんですね・・。

 

今回・・久しぶりに カタツムリを観察しながら

ふと・・思ったこと。

 

「カタツムリって いつから カタツムリ?」

 

今回、カタツムリの殻の上に小さなナメクジが乗ってました。

 

親亀の上に子亀・・

親カタツムリの上に 子カタツムリ・・???

 

なので 

カタツムリは 生まれたては ナメクジなのか??

じゃぁ・・??いつ殻をつけるの?

その殻は どっから持ってくるの?

我が家に・・小さな貝殻なかったけ??

 

 

・・っと余計なお世話を考えていたら

ネットで調べて発覚。

 

「カタツムリは 生まれた頃から カタツムリ。」

 

殻を背負って生まれてくるそうです。

 

あらら・・知らなかった。

 

たまたま・・小さなナメクジがくっついてたんですね。

 

・・っで せっかくなので 

アジサイの葉っぱの上にのせてやろうかと思ったら

 

「アジサイの葉っぱは 毒があるので カタツムリには与えないでください。」

 

あらら・・これまた 失礼。

 

自然界に余計なお節介は

 

禁物のようです・・。

 

 

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麻のボトルネックブラウスをベストにリメイク

2020年06月09日 | 二っと・化繊etc~~洋服

麻のボトルネックの上着をベストにリメイクしました。

 

 

衿くりをV字開きにして さっぱりと。

 

 

最初は、袖も繰って 

ノースリーブベストにしてほしいとのことだったのですが

仮縫いをしてみると

袖を繰ってしまうと

小柄なお客様には ブカブカになってしまう・・っということで

袖はそのままにして 羽織ものとして着ていただくことに。

 

後ろは・・

 

こんな感じ。

 

これからの季節 活躍しそうですね。

 

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昨日、長崎では ”アジサイの開花宣言”が発表されました。

 

長崎市の花・アジサイ。

毎年 観光名所・眼鏡橋周辺にはたくさんのアジサイの鉢が飾られ

アジサイ祭り が行われます。

今年は お祭りとしてイベントはないそうですが

アジサイは 橋周辺の公園を彩っていました。

 

 

 

ただ・・30度超えの暑さ・・アジサイも・・ぐったり。

あらら・・残念。

 

でもせっかくなので どこかで アジサイをみたい!

そうだっ!あそこならきっとアジサイが見頃のはず!

 

・・・と向かったのは

 

 

清水寺。

 

長崎には 清水寺も八坂神社もあるんです。

こちら八坂神社。

 

この辺りには 多くの寺社仏閣が集まってます。

歴史の街・長崎。

清水寺の入り口には・・

 

 

ここに通っていたとされる 長崎女傑の一人・大浦慶が紹介されています。

坂本龍馬を支援していたとされる大浦慶は

この清水寺に祀られている”歓喜天”の信仰者だったとされています。

 

今回、向かったのも この歓喜天のお堂があるお庭。

清水寺の階段の途中 この門をくぐると

 

 

 

色とりどり いろんな種類のアジサイが植えられています。

 

 

 

 

これも アジサイなの?っとおもうくらい 

アジサイっていろんな形・色があるんですね。

 

淡いピンクや純白のアジサイ。

 

はたまた・・この一房だけで まるで ブーケのよう。

 

ここは あまり知られていないのか?毎回 あまり人がいない。

3密を避けて

アジサイを堪能できる穴場スポットです。

 

階段を上り 本殿まで登ると

長崎市内が眼前に広がります。

江戸の昔・幕末の頃はどんな景色だったんだろう?

大浦慶さんが この階段を上って通っていたかと思うと

歴史の重みを感じられる場所の一つです。

 

この本堂の裏には 多くの仏様が祀ってありますが

ご住職の趣味でしょうか?

 

金魚の水槽がいくつもあり 大きな金魚が悠々と泳いでました。

 

この優雅なヒレ・・見ていて飽きないですね。

 

この日は、午前中に用事を済ませ

お昼を 長崎市内で食べることに。

・・っで この日のランチは

 

 

ここ!

 

知る人ぞ知る。

長崎の名士 さだまさし さんのお店。

 

以前も来たことがあったのですが

その時は ”さだ家のかつランチ”をいただき

今日は

”さだ家のビーフカレー”をいただきました。

 

スタッフさんの一人は前回の時と同じ方で

「以前もお見えになりましたよね。」っと

もう一年前のことなのに覚えてくださってました。

 

・・っで もう一人は・・なんと

さだまさしさんの妹さん 歌手のさだれいこさんが

いらっしゃいました。

きゃぁ~~。

食事後 レジの会計の時に 気さくに話しかけてくださり

このコロナの話から

最近の話まで大盛り上がり。

さだまさしさんと同じく 話がおもしろい!

大笑いして帰りました。

 

また行こう。

 

 

今日のにゃんショット!

 

 

通りすがりのガレージの・・

 

 

不機嫌な・・ねこ。

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お気に入りのジャケットをベストにリフォーム

2020年06月07日 | 二っと・化繊etc~~洋服

お客様の想いでのジャケットをお預かりして

ベストに作り直しました。

 

 

 

元の形は・・

 

 

こちら。

厚い肩パットの入ったジャケット。

お客様がお仕事をバリバリこなされていた頃の思い出の一着!

 

・・っで 肩パットを外し 袖を外し・・

ジャケットのゆとりが多かったので 仮縫いで

肩と脇シームをつめ・・

 

 

袖繰りは、とった袖からバイアス布を取り

バイアス始末でしあげています。

 

後ろは・・

 

 

こんな感じ。

 

何年何十年 経っても 捨てられない一着ってありますよね。

 

このベストが新しい一着として 末永くご愛用いただければ幸いです。

 

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今日、友人から

 

「ひさしぶり~元気?○○ちゃんがラインしても既読にならないって

心配してたよ~・・。

 

っというメールがきました。

 

独立して自営で仕事をはじめて 早9年。

 

友人たちは その前職で一緒に働いていた同僚たちです。

 

今、私が 久留米絣で仕事をするようになったのも

この前職・和のお店が 久留米絣の洋服を扱うお店だったからです。

 

もし・・このお店に勤めなかったら

 

着物も久留米絣も知らないまま・・

今のこの仕事もやっていなかったかも・・。

 

 

九州の端っこの某テーマパークのテナントだった

久留米絣を扱う”和のお店”に

洋裁教室の講師として勤め始めました。

同時に オリジナル商品を作りながら

一年がたった 2011年 3月・・

東日本大震災が起こりました。

 

震災後、一斉に 海外からのお客は途絶え

国内も自粛ムード・・で 客足は遠のき・・。

テーマパーク内は 人っ子一人通らず 日々 売り上げは・・ゼロ。

 

当然・・経営は傾き

それに加えて 高齢の社長が突然亡くなり

 

テーマパークのオープン当初から約20年続いていたその和のお店は

その年の8月いっぱいで・・閉店しました。

 

 

その時の同僚たちは それぞれ 違う道を歩き出し

私は、自営で工房としてやっていくことにしました。

 

あれから 9年・・。

お互い一緒に働いたのは 1年ちょっとですが

今でも、年に数回 近況を確かめ合っています。

 

9年の間には それぞれいろんなことがあり

一人は、孫が6人でき

一人は、それまでとは全く違う職種につき忙しい職場で日々奮闘中

そして・・私は 去年 体調を崩し生き方を考え直し・・。

 

振り返れば あっという間ですが

9年の月日は それなりに 

一言では言い表せないほどの長い時間です。

 

震災後 仕事を失い 

新しい道を歩き出さなければならなかった私たちですが

それぞれ 今を元気に過ごしています。

 

お互いが 「元気~?今度ランチ行こうね~」っとメールをやり取りできるくらい

今を しっかり生きている!ということなんだと思います。

 

 

世の中を揺るがす出来事はこれからもたくさん起こると思います。

毎年毎年・・記録を更新していく災害にただ怯えるばかりですが

それでも 毎日毎日 時間は過ぎていく・・

何をしていても・・何もしなくても・・。

 

「コロナが落ち着いたら ゆっくりランチ行こうね。」

 

そんなメールを交わしながら

 

いつでも会えると思うと 結局 なかなか会わなかったりするのに

すぐに集まれないと思うと 無性に すぐ集まりたくなる。

 

不思議なものです・・。

 

「コロナが落ち着いたら・・」

 

今度こそ 尽きない話を延々としたい・・。

さて・・何年前から遡ろうか・・??

 

 

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