両親のいる病院を見舞いました。
7月で96才になった父は、昨年まで家に居た父と大きく変化しました。
直近の記憶力がすごく低下して、テレビで相撲や野球も見ることもせず、
あんなに大好きであった碁やクロスワードパズルも興味なく、
好きなクラシックやシャンソンの音楽をかけようとしてもいらないと言います。
食べることもあまりせず,36キロになってしまい、
パジャマを着せ替えると本当に骨皮だけになっています。
でも昔の話をするとよく喋り、皆が来ることがとても嬉しいみたいです。
ここ10年ぐらい、母が悪くなってから父と電話で喋るようになり、結構お喋りな事を知りました。
病院のあと、日が長いので弟の車で三谷温泉にある、三河高野山金剛寺に寄りました。
標高100mほどの小高い弘法山頂にそびえ立つ、1937年に滝新四郎に寄って建てられた、
東洋一の大きさ(全高約30m)を誇る子安弘法大師像があります。
その横に水族供養鐘があり、鐘には海の生物が彫り込まれています。
その下に海まで降りる階段があり、横に一人のおじいさんの像がありました。像を作った人かな??
この大師像の横に展望台があり、蒲郡市から竹島、三河大島、ラムーナや
三河湾の向こうの渥美半島が一望できます。
この展望台は昔あったロープウェイの工房山駅の跡地だそうです。
竹島 ラムーナ
蒲郡駅
少し降りると金剛寺があります。その横に立派なネパールのマニ塔がありました。
御朱印帳を書いて頂いた時に金剛寺の住職さんがラム塔を作る時の話をしてくださいました。
マニ塔を作る為にネパールまで7回ぐらい行った事や、
弘法大師空海上人の真言密教の地であるネパールから出来るだけ本物の現地の材料を用いて作ったようです。
とても立派な細工は、ネパールの硬い木で現地の人が手作りで掘ったそうです。
2005年から建設に着手し、約五年の歳月を費やし2010年に塔の竣工です。
マニ塔とは密教の大日如来のシンボルを刻んである塔で、周りに「マニ車」というものがあり、
経文(スン)の入った筒を時計回りに一回まわすとお経を一回読んだ功徳(くどく)があるそうです。
ネパールは今年の4月25日に起きた大地震で沢山の建物が倒れて大変と聞いています。
元の状態に早く戻 って欲しいと思います。
弟の家で、弟がうれしそうに息子からもらった美味しいお酒を出してきました。
「而今」と言うフルーティな味の美味しいお酒でした。
ある会で飲んで美味しかったけど売り切れていて、ネットで3倍ぐらいの値段で買って持って来たようです。
酒が好きな我家と同じだなと思いました。