七サバ参り(境川流域にある12社のサバ神社を巡る)という風習が江戸時代中期から明治時代初頭あったそうです。
しかし現在は廃れて久しい風習だそうです。でも散歩を兼ねて行ってみようと思います。
今回は境川遊水地公園の中の今田遊水地に車を止めて3個のサバ神社を歩きました。
今田遊水地は先週も子供家族と来て孫達が遊ぶのを眺めました。
今田遊水地と隣の境川遊水地の回りは水田か畑が広がっていて自然が一杯です。遊水地の上の台地には住宅地が広がっています。
この川沿いはサギを初め色々な鳥がいます。今日はコサギとカワウが目の前にいたので写真に撮りました。
境川沿いに、江の島から大和市までの23.5キロのサイクリングロードがあります。
サイクリングロードの道の看板に今田遊水地の場所は江の島から13.5キロで、標高が23mと書てあります。
サイクリングロードは自転車より歩いている人優先と書いてあり、散歩、ジョギングする人もいて良い道です。
我々もこの道路を歩いて地図を頼りに3箇所のさば神社まで歩きました。
3⃣左馬神社
最初は自然一杯のサイクリングロードをのんびり歩いて、15分ぐらいで下飯田の左馬神社に出ました。
木の鳥居に続いて、傍に立派な道祖神があるコンクリートの鳥居へ出ました。
さらに階段を登るととても立派な(横浜市指定の名木古木)があり、その前に社がありました。
御祭神源頼朝の父親の源義朝公でやはり左馬頭でした。
平安末期に飯田五郎家義が勧請したとも、小田原北条時代に領主川上藤兵衛が勧請したとも言われています。
1590年に領主の助兵衛為治によって鎮守として社殿の修復をしました。
中の宮左馬と下和泉神社と今日の左馬神社は修復された時期が一緒で、社が皆赤く、社の形がてよく似ているなと思いました。
4⃣七つ木神社
文禄年中渋谷義重崇敬厚かりしと伝う。古来より「七ツ木郷鯖神社」と呼ばれていたが、
明治になって「七ツ木神社」に改称し、大正13年氏子中にて拝殿改築との事です。
前回は二個のさば神社の才神が源満仲だったのに、今日は続いて左馬頭であった源義朝が祭神でした。
参道階段に七ツ木神社の立派な鳥居が、鳥居の主柱を4本の稚児柱で支えた両部鳥居はずっしりとした感じだそうです。
昭和に改築された拝殿は、赤色では無くて小さな今風の拝殿でした。
5⃣今田鯖神社
今田遊水地の道路の向こう側にある、サバ神社です。
祭神は今日3件目も源義朝で、創立1702年ですが、火事に寄り昭和8年、そして平成7年に新築されたそうです。
三十余戸の地域の戸数や昭和40年には人口が激増して、湘南台地域の守り神として末永く存続して欲しいと書いてありました。
7000歩ちょっとで行けました。