十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

北海道 十勝の深掘り ファーマーズマーケット愛菜屋

2021-10-16 05:00:00 | 投稿

北海道 十勝の深掘り

全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。


十勝めむろファーマーズマーケット愛菜屋

始まりは小さな無人直売所

始まりは小さな無人の直売所『愛菜屋』が出発点。当時は、まだ直売所などはほとんどありませんでしたが、めむろの新鮮で安全な野菜を食べて頂きたいとの思いから、営業を開始し現在に至ります。

 

朝一番の新鮮さを

『愛菜屋』の野菜達は、生産者の皆さんが朝一番で採った物を畑から直接持ち込んでいます!!だから、採ったその日に消費者の皆さんの手に渡り、食卓に並びます。いつも新鮮な野菜(フレッシュベジタブル)を購入できるお店が『愛菜屋』です。

 

生産者が分かる安心感

『愛菜屋』の野菜達には、一つ一つバーコードが貼ってあり価格はもちろん、生産者の名前が入っていて消費者の皆さんは生産者で商品を選ぶ事も出来ます。また、店内には生産者の写真も貼ってあり名前とともに顔を知る事が出来ます。

もしかすると、野菜を運んで店内を歩いているかも知れません!!見つけたら気軽に声を掛けて下さいね。このような販売方法をとる事で出品した農産物に生産者が責任を持つ事が出来、又消費者の皆様には安心感が得られると思っております。

 

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経済評論家“内橋克人

2021-10-15 05:00:00 | 投稿

追悼 9月1日に逝去した経済評論家“内橋克人”のテレビを見た。彼は、「FEC自給圏」を提唱していた。その基本となるのが、「FEC自給圏」を目指す地域づくりである。

 FEC自給圏とは、食糧(Foods)とエネルギー(Energy)、そしてケア(Care=医療・介護・福祉)をできるだけ地域内で自給することが、雇用や地域が自立することにつながるというものである。地産地消の地域循環型経済を創出していくことが、21世紀の日本の再興につながるというのである。

 利益と効率を優先する資本主義と、それを作り出す投機的なマネー資本主義は、もう限界に来ている。コロナ禍に伴う失業や格差拡大を是正するには、自分たちの住む地域の豊かな資源を見直し持続可能な社会を作り、次世代につないでいくような社会改革が必要である。

経済評論家 内橋克人氏は、弱肉強食の市場メカニズムが地域社会の衰退や社会の分断をもたらしているとして、人と人とが共生する社会、人と自然が共生する社会への転換を訴えてきた。その基本となるものが、「FEC自給圏」を目指す地域づくりであった。

日本の食料自給率が40%を割っている中で、十勝は日本の食料基地といわれ1,200%超もある。日本の基幹産業と見られていた自動車や半導体などの基幹産業が、新型コロナ禍で大打撃を受けているので、今が農業を見直すチャンスだと思っている。

また私は、機能回復型デイサービスを利用している。デイサービスのスタッフは、介護・福祉のための重要な役割を担っているので、地位向上のためにもっと高い賃金を出すべきである。そして、希望者が殺到するようにすることが、ある意味で福祉国家としての日本を再興させると思っている。

ただ、介護施設のスタッフの給料は、民間施設が多いために非正規の社員が多く、年間収入は250万円ぐらいと低いのである。二交代制や高賃金にすれば、良い人材によるサービス向上につながると思われる。日本の人口構成は高齢化を迎えているので、高齢者の雇用拡大と高齢者医療費の削減のふたつを、如何に実現していくかが重要と思っている。だから高齢者は、健康でなければならないのである。

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北海道 十勝の深掘り

2021-10-14 05:00:00 | 投稿

北海道 十勝の深掘り

全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。


【広尾】秋の風物詩であるシシャモ漁が12日、十勝管内でも始まり、道内有数の漁獲量を誇る広尾町の十勝港で初水揚げされた。

太平洋沿岸で発生した赤潮の影響が心配されたが、初日の水揚げは約13トンで、昨年の約11トンを上回った。
 管内のシシャモ漁は8日に始まる予定だったが、しけなどのため12日が初出漁となった。広尾漁協所属の約40隻が午前6時すぎに出港し、同11時すぎから相次ぎ帰港した。

一部の船では漁業者と家族らが岸壁にテーブルを広げ、シシャモと別の魚を選別した。同漁協ししやも漁業部会の下沢信昭部会長は「初日にしては全体量はまずまずで型も良い。今後も期待したい」と話した。
 大樹漁協でも同日、12隻が出漁。大津漁協は13日に始まる予定。漁は11月まで続く。  北海道新聞(金谷育生)

 

 

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内憂外患

2021-10-13 05:00:00 | 投稿

       

日本はいま、内憂外患ではないだろうか。国内ではコロナの感染症対策、外患では米中とのイデオロギー対決である。

コロナ感染症の対策は当然であるが、問題は米中の対決であろう。資本主義のアメリカと共産主義の中国とは、水と油の関係で交わることはないだろう。日本の与野党のように合意できれば良いのだろうが、簡単ではないだろう。なぜかと言えば、経済力のみならず戦力でもお互いが衝突しているからである。世界経済の落込みや新型コロナの感染状況を見れば、両国が対決している場合ではないだろう。

ただ、最も心配しているのは、新型コロナ禍ではなく “地球温暖化である。専門家によると、この約100年で地球の平均気温は約1.5度も上昇し、このままで温室効果ガスの量が推移すれば、今後の100年でも2度前後が上昇する見込みもある。

2019年の9月、世界気象機関は、温室効果ガスの影響で世界の平均気温が過去5年間で最も暑くなるなど、その影響が加速していると発表した。2015年から2019年までの間に大気中に排出された二酸化炭素は、2015年までの5年間と比べて2割上昇しているという。

地球温暖化は、人間の手で押さえることは出来ないだろう。その理由は、台風やサイクロンを見れば分かるとおり、エネルギーがとても大きいからである。各所の森林火災や大雨は、地球を取り巻く偏西風の蛇行などが絡んでいるようであるが、温暖化抑止を粛々とやっていくほかないと思う。

北海道に台風が上陸するとか、25度以上にならないと言われる釧路市の気温が2017年の4月に30度になるとか、異常気象が多すぎる。2019年5月26日には、帯広市の最高気温が38.8度にもなった。2019年、環境活動家 グレタ・トゥーンベリさんが、気候変動による地球の危機訴え、国連で怒りの演説をしたことも理解できる。

先日、ある「会」の役員とエネルギーと人間の欲などについて、話す機会があった。彼は地球温暖化のことを思って約3キロの距離を車ではなく歩いて出勤するというがそれほどの効果はないだろう。なぜなら、我々の生活は、まだたくさん石油に依存しているからである。いずれ将来、ガソリン車から電気自動車などに替わると思うが、それまでにどのくらいの時間とお金を要するのだろう。

東京大学教授 石井菜穂子氏によれば、地球温暖化は人類の加速度的な経済発展が、食料生産のための森林伐採やインフラ開発などを通じて、これまで保たれてきた生態系を破壊しはじめたことに起因しているという。 だから、地球の生態系と

ぶつかり合う経済システムをいかに変革するかだという。今後、10年程度の短期間に、この経済システムを変革することが気象危機、すなわち人類の危機を回避するために急務だという。

この異常気象の原因は人間のみによって作ったものであり、われわれ人間は、アメリカや中国に見られるようなイデオロギーの対決ではなく、地球温暖化を食い止めることが最優先課題であると思っている。

地球温暖化は、貧困層や社会的弱者が最も影響を受ける。コロナウイルスにはワクチンがあるが、地球温暖化に効くワクチンはない。気温が少しでも上昇すれば、それは我々の健康と将来を危うくするし、逆に少しでも低く抑えれば、より安全で健康な生活に近づくことができるかも知れない。そろそろ人類は、今までとは異なる価値観で生きなければならないと思っている。

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北海道 十勝の深掘り 関寛斎セミナー

2021-10-12 05:00:00 | 投稿

北海道 十勝の深掘り

全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。


陸別町関寛斎顕彰会は作家合田一道氏を講師としてお迎えし、関寛斎セミナーを開催します。

 

第6回 寛斎セミナー 開催要項

開催日時 令和3年10月12日(火) 13:00~17:00

開催場所 帯広市 とかちプラザ 2F 視聴覚室

講演会  演題 関寛斎が遺したもの
     講師 合田 一道氏 (寛斎セミナー講師)

VTR NHKほっからんど212 人間登場 関寛斎 視聴

懇談   『関寛斎評伝』藤原書店 著者を囲んで

参加費  無料

主催   陸別町関寛斎顕彰会・後援 陸別町・陸別町教育委員会

協賛団体 大津十勝川学会 ・ NPO十勝文化会議郷土史部会
     十勝の活性化を考える会
     陸別町文化協会・陸別町郷土史研究会・あかえぞ文藝舎

参加申込み 陸別町関寛斎顕彰会事務局 斎藤宛
      令和3年9月1日~30日 参加予定80名(陸別35)
事務局   陸別町関寛斎顕彰会事務局
      陸別町東1条1区 サロンガンビー内

TEL  0156-27-3982
     090-9513-8855


当会では関寛斎顕彰会様より要請を受け、役員会で協議の上協賛することにいたしました。

参加ご希望の方は直接会場へお越しください。

 

 

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