Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

介護実習4回目

2012-06-04 20:43:36 | 日記
 今日は、「特養」と呼ばれる施設で実習してきました
ショートステイも有りますが、入居してづっと其処で暮らしてる方が多いです

 ですから、入浴介助も自立の方は少なくて
車椅子の方が殆どでした
車椅子から、入浴用の車椅子に移乗して貰い
出ると又、普通の車椅子に移乗して貰うことの繰り返しです

 今日は同じ学校で学んだ仲間も一緒でした
男性なのですが、介護タクシーも視野に入れて資格を取りたいと話してた人でした
ただ男性のせいか、着替えの手順が苦手のようでした
肌着を着て貰う前に、ブラウスを着せようとして
看護師さんに
「あなたも下着を着てから、上着を着るでしょう?同じですよ!」
と注意されていました

 しかし、車椅子に座ったままで被るタイプの肌着を着て貰い
それも殆どの方が、2枚も肌着を着てらっしゃいます
その上に上着を着て貰う為、袖がよれたりしてなかなか大変です
でも、そこをちゃんとして上げないと着心地が悪いと思います
今日の看護師の方は、それをキチンと指摘されていました

 やはり気疲れと介助疲れで、帰宅してしばし寝てしまいました
今この日記を書きながら、今日の光景が胸を過ぎります
 
食べる事を忘れてしまう人・・・・
「帰る!」と言ってエレベーターのボタンを押し続ける人・・・・
クルクル、クルクル車椅子で廊下を廻り続ける人・・・・・

 でも殆どの方が、点けっぱなしのテレビを観る事も無く
ただ黙って、ジッと座っている
スタッフさんは忙しく立ち働き、話し掛ける人も居ない

 もしも母をこの特養に入れたら、瞬く間に認知症は悪化するだろう
生きるとは何だろう?
でも心臓が止まるまでは、人間は生き続ける
そう思ったら、話し掛ける事が何だか楽しくなった
全く意味の無い独り言の様な言葉であっても
目を見て、頷いて上げる事に抵抗が無かった
脳性まひの女性の、幼い日の話しに耳を傾けた

 この実習は、母に向き合う日に向けて
神様が私に与えた、試金石のように感じた

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