Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

認知症 進行中

2012-06-29 08:08:45 | 日記
 最近、収穫したブルーベリーをヨーグルト共に食べています

 きのう母を伴って、お中元の発送をしに行った
母は前日に躓いて転び、胸の辺りを打っていたので
留守番をしたいと言ったが、お爺ちゃんは少しでも歩くようにと言って連れ出した

 この辺りは、お爺ちゃんも少し進化している
以前なら、先に留守番するようにと言っていたのに
ちゃんと連れ出そうとしてくれるようになった

 この転んだ件について、私は出かける車中で少し注意した
でも母は、全く聞いていない
自分が痛い事だけでを言い続け、私の話は馬耳東風とばかりに無視!

 忘れるも何も、端から聞いてない訳です
これも一つの症状なんでしょうね
他人の話をちゃんと聞けない・・・・・・
聞くという機能がドンドンと衰えていっている

 お中元のコーナーは少し混み合っていたので、母を離れたところに座らせて
私達は、商品を選び発送をお願いしてから昼食を摂りに場所を移動

 その時母がこう言いました
「待ってる時に、知らない子がね笑ってくれて手も振ってくれた」
「そう良かったね~」 と言うと、又直ぐに
「あのね、知らない子なのに笑ってくれるから手を振ったら
   こんにちわ~って言ってくれた」
もう少し話が変り始めている
初めから、笑いかけてくれた子がいたかどうかも本当は??なのだ

 それから 「子供の泣き声が煩いね~」 と言う
耳を澄ましたが、泣き声なんて聞こえない・・・・・
「泣き声はしてないよ」と言うと
「うん、泣いて無いね」と言う
少し母の顔を見直した・・・・・

 「〇〇さん(主人の名前)の好きなもの、お中元で買った?」と聞いてくれた
「うん、お爺ちゃんがちゃんと買ってくれたよ」と言うと
「〇〇さんの両親も元気?」と言った
私もハッとしたが、お爺ちゃんもハッとしたようだ
2人同時に「〇〇さんの両親は、もうとっくに亡くなったでしょう!!」と言ってしまった
その辺りの記憶まで、曖昧になり始めている
今を忘れる事から、記憶が次第に退行し始めている

 今を忘れても、昔の事は覚えていたのに・・・・・
「ああ~法事に行ったね~~行かなかった?」と母が訊いた
「行った!行った!法事に行ったよ!」と、わたしは何故か強調してしまった
無駄かもしれないけど、一つでも零れ落ちる記憶を留めておきたかった

 一つ一つを気にして落ち込まない
留める努力はしても、進行していくことを否定しないで受け止める
もう一度、自分自身にも言いきかせた 


にほんブログ村 花ブログ ベランダガーデンへ


にほんブログ村  ポッチン 有難う