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奥越ふるさとの味…のっぺい汁

2020-12-12 20:05:00 | 食べ物
師走 中旬
このところの気温も
例年より少し高めの日が続いてましたが、
来週は寒気が下りてきて
雨から雪へ変わる予報です。

この土、日はスタッドレスタイヤに
交換するご家庭も多いでしょうね。

我が家は先日天気の良い日に
夫がせっせとタイヤ交換、
スコップやスノーダンプ等も
奥から出して雪支度しましたが、
本格的な冬将軍到来はまだまだ先でしょう!

でも日に日に寒くなってくるこの時期は、
あったかい鍋物や汁物で身体も心も
ほっこりとぬくとまる(方言?温まる)のが
一番ですね!

我が家の舅姑は奥越大野市出身なので、
嫁いできてすぐに越前大野の上庄里いも
使った「のっぺい汁」を姑から教えてもらいました。

大野市の上庄地区で生産される
上庄里いもは ブランドになっています。
粘りが強くもっちりとした食感ですが、
長く煮込んでも煮崩れせず、
とても美味しい里芋です。




のっぺい汁は、
人参 大根 ゴボウ等根菜 しめじやマイタケ 椎茸などのキノコ類 油揚げ 糸こんにゃくと上庄里いもを一緒に、
だし汁(昆布でもカツオでも干し椎茸の戻し汁でも) にみりん 醤油で味付けし
具が柔らかくなるまでに炊きます。





東北の芋煮の様に肉類は入れず、
アゲの他に竹輪など加える場合もありますが、あっさりした具沢山の汁物です。
それぞれの家庭でそれぞれの味ですが、
我が家の郷土料理は 冬の定番
「のっぺい汁」です。
他に 
「里いもの煮っころがし」も美味しいよ♪



これは畑から掘り出してすぐに
水車で泥や上皮を洗い落とすと、
薄皮付いたままになって、
煮っころがしにちょうどいい子いも。