赤い水性の部屋

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文化発表会①

2007年10月29日 | Weblog
 今日は文化発表会。今の形式になって4年目になる。江南中のスタイルも確立されてきた。今後見直しも検討されているが、今の形はかなり充実していると思う。

 初日は文化体験教養講座。絵手紙や大正琴、活け花(最近ではフラワーアレンジメントというらしい)など、日頃できない活動を公民館講座の講師の先生をお招きし、盛大に行われた。私も将棋講座の担当。講座といっても将棋対戦ルームになったが、真剣に将棋を打つと疲れるね。久しぶりに頭を使ったよ。こういうことに熱中するのもいいね。それにしても、Mくんと対戦したら、すごい対局になった。こんなこと(写真)、ありえないでしょ、普通・・・

 放課後は二日目のステージ発表の準備。我が吹奏楽部もアクトシティ浜松中ホールに移動。今回はかの有名なマツケンサンバⅡや、NHK『ゆうがたクインテット』でおなじみの宮川彬良先生作曲の『YARAMAIKA行進曲』(一般中学では初です、きっと。なぜなら、手書きの元を現在私が持っているから・・・)と、恒例となった江南オリジナルの『江南ヒットパレード2007』、そして、何と行ってのすごいのが、パイプオルガンを加えてのカンタベリーコラール。
 大阪市音楽団がザ・シンフォーニーホールを会場に、作曲者のヤン ヴァンデルロースト氏自身が指揮をした演奏会のCDを手に入れたことに始まる。そもそも去年『スパルタカス』を演奏した時に、作者の自作自演の演奏を勉強したくて手に入れたもの。その『スパルタカス』の前に演奏されたのが『オルガン付きカンタベリーコラール』だった。本来楽譜にはないパイプオルガンを作曲者自身が書き足したこの曲、聴いたときには、身体がシビレタね。
 今回、中ホールでの文化発表会が実現したので、思い切ってパイプオルガン奏者の先生にお願いした。パイプオルガンはプロを頼まないと演奏できないのだ。しかもアクトの中ホールを貸切りである。しかも共演なんて、本当に金かかってますよ。金額を見たら、生徒・保護者、目ん玉飛び出るだろうな。ここまで準備してくださった関係者に深く感謝。たかだか、一公立中学校の校内発表会にしては豪華すぎるね。

 さて、肝心の楽譜はどうするか・・・本来は世の中に存在しないのである。困った・・・ここは、得意の『はじめまして、イキナリすいませんが、お願いがあります』攻撃である。本人、つまりヤン ヴァンデルロースト先生を直撃するという暴挙に出た。具体的な方法は、ここでは書けないが、快くオルガンパートの楽譜を下さったのには、もう、涙涙の涙そうそう・・・

 こうして、実現した夢のカンタベリーコラール、今日のリハーサルは生徒も良くついてきた(もちろん直したいところはたくさんあるよ、リハ中に目が合った人、わかってるでしょ)し、いい感じで練習も進んだ。本番は心置きなく、夢の7分間を楽しみ、音楽に入り込んで素晴らしい至福のときを過ごしたいね。

 江南中のスタッフであることに感謝、今回の実現に向けて働きかけてくださった方々に感謝、ヴァンデルロースト先生に仲介してくださった方々に感謝、そしてそれを実際に演奏し、音に表現してくれる生徒、演奏者に感謝。もう、一生ないだろうなあ・・・こんなことは。。。

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