東京芸術劇場へ行ってきました。東京佼成ウインドオーケストラの第130回定期演奏会でした。
2月に聴いて以来、すっかりファンになってしまったので、今回は部員全員を連れて、学校にも校外活動引率届を出しての大移動でした。
さて、こういうことになると問題になるのが食事。サービスエリアではいつも以上に調子に乗ってしまい、ダイエットを忘れてしまいます。今日はずっと気になっていたビフテキドン。
そして見本との違いに、ラーメンを汁物代わりに頼んでしまいます。僕は長距離トラックやバスの運転手にはならないほうがいいと思いますが、副部長のから揚げ山盛りよりはマシだと自分に説得。
それでも今のところSAの食事で一番は富士川SA下りの
マグロカツ丼茶漬けですね。今日は寄れませんでしたが、横浜大会ではいい位置にあります、富士川SA。
さて、肝心の演奏のほうですが、初めて聞いたC.T.スミスの交響曲1番、交響曲という割にはコンパクトな作品でした。スミスというと高い音、早く痛快なパッセージと軽快なリズムの印象です。曲を聴いていると、「フェスバリ」や「華麗なる」の動機が聞こえてきました。そして、ジェイガーの2番三法印、前回の2月の1番に続いてのジェイガーだと思うのですが、今までのキャッチーで美しい旋律の作品とは打って変わって精神性の高い作品でした。最後のHdurの響きに時間が止まりました。アマチュアではできない、プロの世界がここにありました。
そして休憩をはさんでコンクールでもしばしば演奏されるバーンズの3番。打ち付けるティンパにからの悲愴。2楽章が素晴らしい。一転3楽章では美しい愛に満ちた旋律、そして希望のフィナーレ。こういう時はアンコールは必要ありませんね・・・と思っていたら、本当にアンコールがなくてよかった!
帰りは道路もスイスイ、16:30に会場を出て食事休憩50分をとって(また食ったんかい!)20:30にはアクトの裏。4時間なら合奏一回分だからね。
さあ、良い音を聞いたら、明日は滅多な音を出さないだろう。みんな部室からバーンズの3番の楽譜引っ張り出して吹いてたりして・・・