昨日、今日と、アメリカのルイジアナから、ウィリアム・ジェームズ先生が放課後の部活に訪問してくれました。日本のバンドメソッドの研究ということで、米国の協会の派遣のような感じだそうです。
昨日はヤマハの工場を見学して、その後、ハーモニーディレクターを使った活動を視察したいという、メーカー側の営業的な目的もあったようですが、途中から、基礎合奏や全調スケールを聞いて、「Amazing!」「どうしてこんないい音がするんだ?」「あのバンドミストレスは何年のキャリアだ?」「ナイスピッチ」ってな話になり、「このトレーニングプログラムをもっと見たい」「翌日もタクシーで個人的に来ていいか?」ということで、今日は完全にジェームズ先生と与進中だけの時間でした。
今日の放課後、ジェームズ先生が到着すると、部長が「This way, please.」と、しどろもどろな英語で対応して案内していました。
私は来客と会議で、最後の場面しかいけず、覗きにいくと、「ジェームズ~プリーズ!」とか言って一緒に遊んでいました(笑)
最後に「国民の象徴」を指揮してもらい、大変いい経験となりました。やっぱりアメリカ人はアフタービートが強いですね。

今日は2年生が野外活動でいなかったのですが、先輩が下級生を教えるという生徒どうしが教えあう場面が、とても刺激的だったようです。
どうせスシやら和食やらは、どこかで案内されるだろうと思い、行きつけの「春一番」へ一緒に行きました。「ええっ!?先生、英語の先生だったの?」と、お店のおかみさんに突っ込まれました。彼は焼肉が初めてだそうで、さらにニンニクチャーハンに感激していました。また、道中の車内で、「Oh!Subaru!Cool!」とジャパニーズカルチャーを満喫した様子でした。

最後に與進魂Tシャツと定期演奏会のDVDをプレゼントして別れました。
それにしても、今の子は、さすがに外国人のALTと毎日接したり、外国人の生徒も日常で一緒に生活したりしているので、我々の世代のような抵抗がなく、普通にコミュニケーションをとっています。様々な教育問題が社会問題として騒がれていますが、彼女らのような生徒が育つ日本の将来は捨てたものではないと思います。
First of all, I'd like to say thank you to Mr. James. We've been very glad to be with Mr.James for two days. It's a great time when we play "National Emblem" with him. He conducted us, and we play. We communicated each other through music without any languages. It's a great honor to play with him. And also students got a good memory. So did I. Thank you again, Mr. James. Someday, we'll meet at the concert on the same stage. It's my dream.
Best regards