赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

クリームソーダ

2005年11月20日 | Weblog
 テスト休みに入った。定期が終わり、のんびりしたいところだが、立て続けにレッスンを入れたり、新曲を配布したりと休む間のない新メンバーだったが、本分は中学生、しっかり勉強しなければならない。
 さて、自分はというと、突然、身内に不幸があった。この土曜日は、午前だけ練習し、夕方~夜は会合、20日は兄のいる神戸へ行く予定だったが、急遽三重へ。9月より休みなしで働き詰めだったので、休めという思し召し(おぼしめし)か?細君と下のチビは、一足先に帰郷していたので、金曜日に上の娘の手を引いて新幹線に乗った。一緒に新幹線に乗り、「オムライスが食べたい」というので、名古屋で食事。娘と二人きりで楽しいひと時を過ごさせていただいた。これも思し召しかと思える。
 土曜日の深夜に浜松に戻った。自分の祖母も定期の夜に入院したため、兄も浜松に戻り、日曜日は思わぬOFFとなった。事件は祖母の病院で起きた。
 
 以前から病院の喫茶店でおやつを楽しんでいたらしい娘が、今日も「食べたい」というので、一緒に喫茶店に行った。日曜日なのでお休み。そこで、職員も利用する病院のレストランへ行く。誰もいないレストランは、なんだか嫌な予感・・・注文をしようにも中には誰もいない。「御用の方はベルを鳴らしてください」と書いてあるので、ベルを鳴らすが、出てこない。あまりにチリンチリンならすので、娘に「お父さん、うるさくすると、うるさいのは誰だー!って人が来るよ!!」と怒られた。むしろ人を呼んでいるのだが・・・
 しばらくすると、なんだか愛想のないおばさんが出てきた。「いたのなら呼んでくださいよ」みたいな表情で、「何ですか?」と仰った。事件は起きた。
 
 「アイスクリームとクリームコーヒー」と注文すると、「はい、クリームミツマメと、クリームソーダね」と仰る。「いや、この子がただのアイスクリームね、この300円の。そして私は、コーヒーにアイスクリームのったヤツね」と説明した。すごい間違え方だ。不安な気持ちを抑えて、席につくと、奥で何やらカチャカチャと作り始めた。「たかがアイスにこんな時間がかかるか?どうせ、皿の上にのせるだけだろ?」と思っているうちに、「ハイお待ちどうさま」といって、出てきたのはアイスクリーム(こちらは正解)と、クリームソーダ。やはり、予感は的中・・・「まあ、クリームソーダかコーヒーか迷ったからこれでいいか」と、納得した。
 何十年ぶりのクリームソーダ。アノ緑の正体は、一体何なのだろう?でも懐かしい味がした。「お嬢ちゃん、しっかりしているねえ、何歳?3歳、そう、すごいねえ」娘にやさしく声をかけてくれたし、娘も「アイスクリームおいしいねえ!」と喜んでいたので、怒る気もなくなった。親バカである。
 テスト勉強をしている中学生には悪いが、思わぬお休みをいただいた親子であった。

クラシック

2005年11月14日 | Weblog
 定期演奏会とまでは言わなくても演奏会を自主公演できることの素晴らしさ、ありがたさを今しみじみ感じている。ましてや一般や高校生ではない、中学生である。『ハーリヤーノシュ』を全曲挑戦したことのすごさを子ども達はどのくらい感じているのかわからないが、指揮者として、これは大変な挑戦だし、自分が真剣に音楽というものを考える最高の経験になった。コンクールが真剣でないとか、そう意味ではない。競争とか、勝ち負けということなしに、自分で調べ、もう一度新しいスコアを開き、場面を想像し、実際に文章に書き、それを一つ一つ音にしてゆく。これは大変なのだけれども楽しい。
 今まで5回の定期演奏会をやってきたが、それぞれに充実していた。A.リード作曲の『第2組曲』『オセロ』をともに全曲、また昨年はG.ホルストの『第1組曲』を指揮したこと。吹奏楽をやるものにとっては最高の経験。『第六の幸福をもたらす宿』も、壮大な作品で感動した。

 クラシックという、一見、敷居の高い音楽に中学生が真剣に取り組むことは素晴らしいことだと思う。自分は音楽教師ではないので、そんなに大それたことは言えないが、レコード店(CD店か?)にいき、クラシックコーナーを見渡し、一つ手にとる・・・クラシックのコンサートのチケットを自分で購入してみる・・・いやいや、もっと単純に、N響アワーを見てみる・・・そんな中学生が一人でも増えるといいなと思う。
 シベリウスの2番を聴いて、翼を広げて大海原に飛び出したくなるような、チャイコフスキーの5番を聴いて、力が湧いて勇気が出るような、ショパンのノクターン(私は有名な2番より1番が好き)を聴いて好きな人のことを思うとか・・・そんな経験をしてほしい。

父として・・・

2005年11月07日 | Weblog
 このコーナー、多くの方に見てもらっているようでうれしい。
 父としてまったく役に立ってないように伝わっているので、少し名誉挽回といきたい。
 先週、細君が風邪をこじらせたので、どうせ年末になれば捨てるからと、時間休を頂き、上の娘の幼稚園への送りや朝の支度に協力することにした。入園式以来の幼稚園である。彼女ももう半年以上通園し、随分成長し、生活力も身についてきたのは、幼稚園の先生方の辛抱強いご指導のおかげで、ありがたいことである。
 気合十分、一念発起の気持ちで娘を起こし、朝のトイレ、着替えをさせる。ココで問題がおきた。洋服はどこにあるのか、だいたい幼稚園に着ていくものは決まっているのか? 
 朝食は得意である。料理は好きだからね。その後、幼稚園のカバンってどれ?帽子があるの?「お父さん、ハンカチがないんだよぉ」と怒られる始末。挙句の果てに幼稚園は何時までに行くのかわからない・・・というか、どこへ送っていくのだろうか?門まででいいの?部屋まで?????
 結局おばあちゃん出動で、役に立たない父親であった。一応、幼稚園の先生の顔と名前は知っているよ!だって自分が教わったから。

お父さんはドーナツのために働く!?

2005年11月03日 | Weblog
              ←このサックスが邪魔で読みにくい。まあ、今月いっぱいは我慢することにする。

 さて、今朝、少しのんびり寝ていると「お父さん、起きようよ」と娘に起こされた。そして、以下の会話がなされた。
A「今日は何して遊ぼうか?」
T「お父さん、今日はお仕事だよ」
A「お父さんは毎日お仕事だね」
T「お仕事をしないとお金がもらえないんだよ」
A「じゃあ、ドーナツも買えないの?」
T「そうだよ。ドーナツもアイスも買えないんだよ。夕方になったら帰ってくるからね」
A「やったー!夕方になったら遊ぼうね。お仕事が終わったら、ドーナツが買えるね」
T「じゃあ、夕方帰ったらドーナツを一緒に買おうか」

 結局、夜だったが、親子の約束を果たすため、ドーナツを買いに、近くの大型ショッピングモールへと向かった。しっかりとソフトクリームも買わせていただけた。
 彼女はは一日中「夕方になるとお父さんがドーナツを買いにつれてってくれる」と言っていたらしい。

2005年11月01日 | Weblog
 このところ左肩の調子が悪い。悪いというより、痛い。苦痛である。我慢できない痛みではないのだが、日常的に痛いのが問題。常に痛いのでどうにもストレスになる。
 同級生に鍼灸医がいる。夜中だというのに診療してもらった。極端に硬いので、しばらく根気よく治療するようにとのこと。定期まで、痛みを止めながらだましだまし付き合っていくしかないね。
 それにしても医者とプログラマー、不動産屋と大工、漁師と居酒屋、幅広い同級生達である。いないのは法律家(弁護士)と政治家くらいである。