赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

正念場

2009年07月29日 | Weblog
 先週までのホール練習、レッスンが山場だったが、今週は正念場。
 
 コンクールに向けて一気に仕上げていくところだが、ここでもう一度バラバラに。ダメなところをうやむやにして、生徒にダメだと気づかせないで雰囲気一発でコンクールに臨んでも良かったのだが、いずれ途中で墜落するのがわかっているので、思い切ってバッサリ切り開くことにした。
 「ほら、ここがダメでしょ」「はい、あなたもデタラメネね」「ほら、わかってないじゃん」「あ、それできないんだ」「頭の中空っぽなのわかった?」「それってインチキじゃん」

 乗り越えられなければそれで終了なだけの話。

自分の目で見よう

2009年07月25日 | Weblog
 下のチビの盆踊り大会。昔は夕涼み会という名前だったが、何のことはない、暑さ我慢大会である。さて、このテの行事、いつも気になるのだが、最近の親は自分の子どもの姿を自分の目でみないで、ひたすら液晶画面を通してみている。まあ、撮影をしていつまでも残そうとする気持ちはわかるが、自分の目で実際に周りの景色や雰囲気も一緒に見て、しっかりと見つめるほうがいいのではないだろうか?
 狭い画面に自分の子どもだけがいつも中心に映っている。それが実際の生活もそうなってしまって、自分の子ども中心に全てを考えてしまうようになっているのではないかと思う。
 記録は古くなればなるほど劣化するが、思い出は古くなればなるほどきれいになっていくと思う。

悪戦苦闘の中から見えるもの

2009年07月23日 | Weblog
 コンクールに出る以上は何はともかく、代表金賞にならなければならない。A編成の部に出ると決めた以上、妥協はできない。そういうわけで、偶然いただいたコンクール会場でのホール練習も、後になってやりたくてもできないので、平日にもかかわらず決行した。

 動きはまずまずだったが、音程、音色、響き、どれをとっても良い所なしで、演奏技術としては収穫ゼロの結果となってしまった・・・しいて言えば、ダメな箇所がハッキリわかったというのが収穫だろうか。

 前回の体育館練習のほうがずっとマシだったのは、金曜日~土曜日の空白の半日の薬がもう切れてきたのか?それとも他に原因があるのだろうか?

 まず平日なので、夕方までは授業がある。体育もあるし、疲れているのだろうか。こういう夜間ホール練習がある日はまず『無駄にしゃべらない・はしゃがない』の省エネ生活をする必要がある。一日静かにしていると、夜まで持続できるのである。生徒はその辺を甘く見ているのかもしれない。こちらも授業があるので、しゃべらないわけにはいかないが、できるだけ大声を出したり怒ったりしないようにする。(しかしこういう日に限って怒鳴ったりしかりつけなければならないことが起こる
 また、いつもと違う環境で緊張もするだろう。いくら練習やリハーサルでもステージで光を浴びるだけでも緊張するものだ。緊張という心理は何が原因かわからないのだが、人によってさまざまだろうし、すぐに頭がパニックになりやすい人は日ごろからその状況を想定した意識や行動をとる必要がある。これは訓練なのだと思う。
 3年生は慣れたものだし、2年生もこういうときの為に3月の強行スケジュールや富士宮遠征を経験させてきた。しかし、大勢の一年生のことを気にしながら楽器の運搬や準備、舞台移動を考え、自分のことだけならまだしも一年生のオロオロした動きを怒鳴りつけながら準備をすることが結構なストレスなのだろう。

 上級生ではまずないのだが、ここ数日になって一気に加速する練習の厳しさに精神的にも体力的にも適応できなくなるのもこの時期。
 そう思って一年生を観察しているとあることに気づく。こういう状況でも元気に大きな声が出せる者、疲れていても黙って自分のできることを探す者、何をしたら良いのかわからず、とにかく先輩に怒鳴られながら右往左往する者、お腹が痛くて一日役に立たなくなってしまう者・・・
 過酷な状況になると、その子の自力と底力と本音がハッキリと現れる。翌日に元気に(実際は誰でもキツイ)登校し、いつものようにクラスのことに協力し、授業も積極的に行う。もちろん宿題なんかもしっかりやっている。もうすでに『勝てる身体と負けない心』を身に付けつつある子もいるのだ。
 楽器の演奏技術に必要かどうかは別にして、いつでも大きな声を出せて、自分から挨拶や返事ができ、駆け足で移動し、次の日も元気に活動できる子が『勝てる身体』なのだと思う。

 勝てる身体と負けない心を育てよう!

Une jeune fillette

2009年07月21日 | Weblog
Une jeune fillette de noble coeur,
Plaisante et joliette de grand' valeur,
Outre son gre, on l'a rendue nonette,
Cela point ne lui haicte, dont vit en grand' douleur

若い娘がおりました。気だては優しく
陽気できれい 徳も高い
でも意に反して 修道女にされてしまって
それで少しもうれしくなくて 悲しい思いで
暮らしました

Do you know what to do?

2009年07月18日 | Weblog
意味がわかった人はしっかり受験勉強をしているね。

現在のコンクールメンバー 21名
1年生6名
3月途中入部3名
昨年コンクール経験者11名
4月以降本番経験者1名

この素人軍団をどうしてくれよう・・・というか、本当にこの子たちのお手伝いが自分にできるのか不安になってきた・・・




 でもね、1年生はとても優秀なんだ。だって、3年生と々練習についてきているんだ。音程だって、怒りまくるとピタッと合わせちゃうんだ。一人パートの責任をわかっているんだ。
 途中入部の3人だって、そんなこと、まったくわからないくらい、すでに中心的な存在になっている。普通に演奏している。天才だね。
 ウチのメンバーはダテに年間40回も本番をこなしていない。この冬だって12人で乗り切ったんだ。どんな無理難題も無茶な要求もつべこべ言わずにやってしまうんだ。


今私たちに必要なのは・・・

勝てる身体と負けない心

CICADA

2009年07月11日 | Weblog
 蝉(セミ)を英語ではCICADAという。ALTによると、カナダにはいないのだそうで、日本の夏は朝から蝉がうるさくて、オチオチ寝ていられないのだとか。

 久しぶりの休日の朝、蝉の鳴き声が聞こえた。去年まで、下のチビが、木の根元にある、蝉の幼虫の抜け殻をみて「あー、蝉のナキガラ!」と言っていたのに、今年はしっかりと「あー、蝉のヌケガラ!」と言っていた。

 夏が始まった。

ピアノのお稽古

2009年07月08日 | Weblog
 月曜日は早く帰宅しようと、7時前に帰宅する。
「たまにはピアノの練習をみて」というので、せっかく5月からはじめたピアノだから、まあ少しみてみよう的な感覚で付き合うことに。
「じゃあ弾いてみな」
 ♪~♪~♪
「いきなりはじめないで、曲のテンポをつかんで、イチ、ニの、サン、って」
 ♪~♪~♪
「そうやってぶっきらぼうに始まらないで」
 ♪~♪~♪
「そこは難しくてまだきれいにできてないから、繰り返し丁寧に練習ね。もっと右手と左手が自然につながって一つのメロディが流れていくように。」

家に帰っても部活と同じようなことを言っていて自分でも疲れた・・・昔、教師は家で子どもの勉強をみないと先輩教員から聞いたが、本当である。自分の子を教えるのはめんどくさい。

今年も・・・日本の夏、緊張の夏

2009年07月05日 | Weblog
 あっという間に7月。地元弁天島の花火大会になってしまったというのに、自由曲どころか、課題曲もまったくの難攻不落。これらの2曲を通して演奏できる日が来るのだろうか・・・
 毎年花火の日はそんなイライラな練習が続く。去年も同じような感じだったかもしれない。あとで戻ってみてみよう。

 さて、それでも1年に一度の弁天島の海開き。花火を見て気分を入れ替えて、また一からがんばろう!