10月2日のオジナオバナ(本番前準備の状況)の調査の時に、秋田市から2名のプロのビデオカメラマンがいらっしゃいました。市の文化財指定のオジナオバナは2カ所で行われています。諸準備の撮影が終わったら、地区全体を高いところから撮影したいと言い出しました。そこで高い山の中腹の崖崩れがあったところまで登って撮影しようといううことになり私たち調査員3名も同行しました。
ここが崖崩れの場所、駐車場から25分程と意外に近かったのですがカメラマンの方々は重い機材を担いで大変な様子でした。
とても見晴らしの良いところです。そして遠方に岩木山(弘前市の)を見つけました。同行したT委員は「岩木山はあんな形をしていないよ」と言いましたがあれは岩木山なのです。岩木山はあんな形をしているのです。写真の中央にうっすらと見えています。私は岩木山登山を2~3度していますし、岩木山の周りを一周することも2度しています。この方角の高い山は岩木山しかありません。もっと東に寄ると八甲田山が見えるはずです。
もう一カ所の俯瞰写真は近くに山の無いところです。そうしたら・・・
高台にある大きな二階建ての屋根にのぼって撮影を始めたのです。高所恐怖症の私は決して屋根の上にのぼることはありませんでした。
この時、私は堅く心に決めました。「決してプロのカメラマンにはならない」と