我が家のガーデナーさんのお庭を以前に見にいらした方が、突然その方のお庭をコーディネイトして欲しいといらっしゃいました。
このKさんは資格を取られて「エステ」の仕事をこれから始めらるということで、今自宅の一部をサロン用に改造しているのだそうです。それに併せて、お店の前や側面、裏側にカントリー風のお庭を作りたいので設計などをという依頼です。
Kさん宅の裏庭
Kさん宅前庭 左の工事中の部分がエステサロンに・・・
裏庭の南西には小屋も・・・
完全な農家の風景です。このお宅から見える所全部がKさん家のものだそうです。近くの小麦畑やトラクター、遠くの田んぼも、道路を挟んだ林も全部です。これはかのターシャの庭を越えるとも劣らない程のお庭ではないでしょうか・・・?
我が家の裏庭は和風の庭です。我が家のガーデナーさんの庭はイングリッシュガーデンです。こちらKさんのお庭はアメリカのカントリーガ風のーデンということになりそうです。
さて我が家のガーデナーさんはどんなお庭をコーディネイトするのでしょうか。依頼に対して対してお断わりする風もありませんでしたし、毎日ガーデニングの本を読み出し、スケッチブックを買わなければなどと張り切っています。今後の成り行きがとても楽しみです。
石のむろじさんがこれから作る別のKさん宅の新しい図面は日曜日に出来てくるそうです。またお邪魔させて頂きます。Kさんどうか宜しくお願いします。
おかあさんが「素敵なお庭だね、Kさんお庭の参考になると思うからBLOGに載せて」と写真を探して来ました。
和庭園の添景物の代表は景石と石灯籠と橋です。枯れ川には橋が必須です。石屋さんは石屋さんの持てる力を最大限に発揮してでより大きくて素敵な橋を準備して下さると思います。楽しみです。
砂利の中の通路が「延べ段」です。
「延べ段」には、真の延べ段、行の延べ段、草の延べ段があります。写真は行の延べ段風のものです。真の延べ段の最高傑作は「桂離宮」の延べ段ではないでしょうか。
ただ、真や行の延べ段を作って頂くとなるととなると、その使う石の質の関係などから多大な経費が必要となります。そこで庭師の私は、真ならず行ならず、草もどきの延べ段を自作しようかと考え始めました。
これまで45×45cmの敷石を2個作りましたが、75×45cmの質の良い敷石を、75cm幅で並べていったら、・・・色もセメント色ではなくしたら ・・・・ 、もしかしたら草の延べ段の雰囲気に近いものになるのではと夢見るようになりました