10日開催の防災研修会(苫小牧市・苫小牧市町内会連合会)の冒頭、佐々木先生から、災害に強い街か?人と人の関係をもう一度考えてみませんか? その手法の1つとして、「DIG」(誰もが参加できる、災害を想像しながらの訓練ゲームプログラム)を通して考えるきっかけに。また、災害時は人の命を守る=行政だけでは、あてにならない、自助・共助・公助の必要性などのお話がありました。
その後、個人で、付箋にイメージしたことを記入し、グループで、わかちあいながらまとめました。
①震度6相当の地震が夜中寝ている時1分間ゆれ、おさまった後とる行動は?
②発生から3時間たちました、この間にやったことは?
③夜の10時に避難所に避難することになり、家でしていくことは?
④避難所に持っていく物は?
年齢や生活感等の相違からか、人それぞれでした。(後日、市からまとめた記録と先生のコメントが配布されます)
東部地域の一部の地図をモデルに、避難所や避難施設、病院や歯科、スーパーやコンビニ、消火栓、危険道路・・・・をチェック。
災害要援護者=障がい者や介護が必要な方、外国人や妊婦・・・・・シー ルを
貼って、チェック。 地域の皆が安全に避難するには?どうサポートしあったらよいかなどを、地図を通して考えることを確認し終了。
最後に先生のアドバイスから3つだけ紹介します。
○災害時、火災を無くすため、ブレーカーおとす・コンセント外す
○災害時での電話での周知に、災害用ダイヤル 171を活用する
○防災の問題は、福祉(不特定)の問題とリンクする。
ちなみに、市防災交通対策室でもDIGの出前講座をしているようです。直接お問い合わせして、地域やサークルで体験してみてはいかが?! (とよっち)