今日の苫小牧市内の気温は23℃を超えました。苫小牧としてはこの夏一番の暑さだったようです。
そんな暑い日の午後2時ころです。通行人の方が窓口に来て、
「すいません!道ばたに男の人が倒れています。」
それを聞いた、私としげっちが、現場までダッーシュ!
後から、女性ケアマネも1名到着!
2~3人の通行人に囲まれる中、そこには80歳くらいのおじいさんが、杖を立て掛けて、金網を背に草の上に座り込んでいました。
「大丈夫ですか~!?」とか「どこから来たんですか~?」
との問いかけにも、しかめた顔で、集まった人たちがわずらわしいとばかりに腕を振りました。
「お名前は!?」の問いかけには、苦笑いをしながら、また手を振りました。
名前を言えなかった(言わなかっただけ)その瞬間、そこに集まった人達はこう思ったかもしれません。(少なくとも私は思いました。)
「認知症かな?!」
「今日は暑いから、熱中症かな?」と言いながら心配した通行人の方が、ペットボトルのスポーツドリンクをおじいさんの口元へ・・・
それを振り払いながら「みんな集まったら、落ち着かない!イライラする!」と言いながら、金網につかまりながらよろよろと立ち上がりました。
通行人の一人が、手助けようと差し出した手を振り払って、ゆっくりと立ち去りました。
歩道ではありましたが
「人通りの多い道路の隅に、お年寄りが座っている」 だけで、
「体の具合でも悪いのかな」との思いこみがあったことは否定できませんね。でも、気づいたら声を掛けてくれる人たちがいるので安心しました。
お とうさ~ん!
おき あがれますか?
な んて、
お もいやりの気持ちを持って
せ っしたつもりでも
わ かりあえないこともある・・・・
おじいさん、先程は失礼しました。(さっく)
![やっぱり苫社協苫小牧市社会福祉協議会日記](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4e/061e5da0fbb27c1512a2d0a60a0bcb1c.png)