東胆振精神保健協会が主催する精神保健大会が、13日(日)に開催され、約150名の市民が参加されました。
精神保健大会では、先日開かれた心のアート展で各賞を受賞された方々の授賞式が行われ、それぞれのスポンサーから表彰状が授与されました。
今回の授賞式では、舞台上スクリーンで作品が紹介されました。いつもは、表彰状の授与だけで、受賞された方がどのような作品をつくったのかがわかり、来場者にとってもよかったと思います。
恒例の講演会は、先日アナウンスしましたが、室蘭市出身の元Jリーガーで、現在車いすバスケット日本代表選手の京谷和幸さんでした。
「出会いに感謝」と題されて行われた京谷さんの講演は、サッカー、妻、交通事故、車いすバスケットを全て、出会いとして表現し、その出会いの中からいろいろな人に支えられてきたことに気づき、感謝の気持ちを持つようになった。そして、その感謝の気持ちから自分自身が成長してきたことなどを話されていました。
昨年のボランティア愛ランドでは、北京パラリンピックが終わって間もない時期でしたが、北京大会後、選手として現役で続けるか、サッカーの指導者を目指すか悩んだそうです。その時に現役を続ける決心をしたできごとが、このような講演で出会った方々に贈られた日の丸に「ロンドンを目指してがんばってください」というメッセージだったそうです。
京谷さんの夢は、サッカーの指導者になることだそうです。ロンドン大会出場は、そのために絶対必要なことなのだそうです。
当日は、小学生から中学生のサッカー少年も40名ほど来ておりましたが、元Jリーガーというより、トップアスリートが語る「感謝の気持ち」の説得力ある話を聞いてもらえて、とてもよかったなあと思っています。
ya
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