今日は天気は晴れていますが、風が冷たいので寒く感じます。
先週の土曜日(9月29日)に洞爺湖町にあります洞爺湖文化センターで行われた「ボランティアネットワーク事業(同時開催 ボランティアばんざいin胆振)」において、苫小牧市社協の柳谷会長がシンポジストとして苫小牧の取り組みを紹介しました。
今回の趣旨は「地域とボランティアが一体となった防災や防災ボランティアのあり方について考える」ということで行われました。
会場には250名を超える方々が集まりました。
やはり、みなさんの防災に対する意識は高いですね。
まず初めに、日本セイフティー株式会社 災害研究所 所長の伊永勉氏より「防災の課題とボランティアの視点」と題して基調講演が行われました。
・被災者は住民だけではなく行政や消防も被災者になる。まずは自分と家族が生き残る(自助)、そして地域の助け合いで生き延びる(共助)ことが必要だ
・自主防衛活動とは全住民が参加できる災害ボランティアである
など、今までの経験に裏付けされた力強い言葉で語られました。
後半はシンポジウム「地域に求められる防災対策と災害ボランティアとの連携」として、引き続き伊永氏をコーディネーターとし、洞爺湖町長の真屋氏、YaReRuKoTo実行委員会事務局長の尾形氏、そして苫小牧市社協の柳谷会長の3名をシンポジストとして、それぞれの視点から活動などについて話を進めました。
苫小牧市社協の柳谷会長より、昨年度設置された苫小牧市の災害ボランティアセンター設置、運営マニュアルづくりについて紹介させていただきまいた。
マニュアル設置までの経緯や職員研修会の実施、マニュアル作成のポイント、今後の課題などを紹介しました。
洞爺湖町長の真屋氏よりは有珠山噴火のときの話を中心に、YaReRuKoTo実行委員会事務局長の尾形氏よりはご自身の東日本大震災での経験やその後の支援についてお話されていました。
災害が起きてからどうするかではなく、起きる前にどれだけ準備しておくことが大切かを改めて意識しました。
行政、市民団体、そして社協がそれぞれが持つ特色や力を合わせて行くことが必要ですね。
これからも災害に強い苫小牧をめざし、準備を進めていきたいと思います。
つなっち