昨年より入退院を繰り返し 気になっていたところでした
面影ないほど 痩せていました
生きとし生けるものは 必ず死ぬものですが
なかなか受け入れ難いもの
孫従弟の長女が 泣いています
叔父がいつも座っていた部屋では
隣組のお年寄りが こそ泥に入られた話をしています
葬儀屋が入り やっとこ 従弟 隣組と日程の相談を始めました
家に帰ってきた おばあちゃん
玄関で塩をふりかけ 清めています
まだ覚えているようです
着替え終わると
ええっ 亡くなったのかい あたしより いくつか若かったろうに
そうだね 95だよ
・・・・
あたしゃいくつだい
100だろう
・・・・そんなになったかね・・・
冗談だよ おばあちゃんは3月で89 薫さんは84
死んでしまっては おばちゃんの好きな焼き芋 食えないよ
せっかくだから 死ぬまで生きて 年金もらわなくちゃ
分かったのか 笑いながら雑巾4枚目を縫い始めました