田舎もいいところ

集落60戸 それは鄙びて 田舎もいいとこ はざ掛けで自家消費米を栽培 ・・・そもそもOMハウス造りから始めました

外観と住み心地

2005-04-30 09:37:38 | OMハウスを造る
以前から気になっていた家。落ち着いた一部2階建ての外観。温泉の帰り道、お願いしたら、2つ返事。「あがれ」と。庇、軒下は長目。ドアではなく引き戸。玄関は格天井。壁は珪藻土。東のD・Kの外はデッキ。ガスによる集中全室空調、床暖房。3世帯、55坪ほど。

夕方故、短時間で帰ろうとしたら、「もう1軒見ていけ」と。左半分が2階。ガルバリウム屋根右に大きな煙突。玄関天井・壁は漆喰。一体になったDKLには、1尺のケヤキ大黒柱。端には薪ストーブ。梁は古民家風の太い松。雑誌で賞をとったそうだ。40坪、家族3人。

帰りの車の中で考えたこと。どちらも、
・デザインをまず重視している。
・庇が長い。それ故、重厚感がある。が、中はやや暗い。
・引き戸、塗り壁、木製デッキ、床暖房
・空調の維持・管理費が高い。
・施主に主張・こだわりがある。
・設計に金をかけている。

2軒目は、100㎞も離れた都市の設計士、施工業者。大工さん2名は、近所にアパートを借りた。設計料は、約200万!
そして、妻と一致した考え。素敵な家だが、住みたい家ではない。(施主が住み心地満足しているのだから余計なお世話でした)

空気の流れ

2005-04-27 18:27:46 | OMハウスを造る
昨年夏、大宮の新築展示場で見学したサンワホーム。木曽檜の柱を見せた白壁を特徴付けていた。もう一つの特徴は、天井裏の強力エアコンで家丸ごと空調だった。確か、三菱製。
昨晩、半年ぶりに来た営業マンのパンフレットでは、「六面輻射室内冷暖房の家」が前面に出されていた。
屋根裏から床下まで使う空調方法は、地域の工務店にも徐々にだが広がっている。OMに対抗して、いっさい駆動装置は使わないことを強調している自然派も出てきている。だが、OMのあの真冬と真夏の空気とは、別物のように感じる。


提案;田の字

2005-04-25 21:58:24 | OMハウスを造る
大黒柱を中心にして田の字に柱を立て、柱の間に杉板をはめ込んでいく。金具はできる限り使わない。その無駄のないこだわり工法は、ほぼ同じ見取り図の家の時により効果的に働く。結果、同じような形の家が建つ。実際、一見して分かる家となる。それは、OMの家も同じ。それをよしとするかは、施主次第。何を重視するかだ。
住友のデザインに、OMの空気、ソーラー、杉板工法といきたいが、うまくいかないのが現実。