宝島
ガマンし残しておいた100頁 昨晩読了
陽だまりに 前回はハウス栽培
天ぷらに 春の香りや ほろ苦さ
でもね よるべない
草薙の剣では
戦後昭和の日本を
宝島で
その時 沖縄で起きていたことを 変わらず72年今も
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つい先日は 団塊の橋本治
そして その団塊の名付け親
哀悼
”団塊の世代”より
良くも悪くも 何かにつけ ”団塊は・・・”
指摘の多くはだった
今や 取り残され
今なお 彷徨う
かっこ悪いなあ
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春の雪に綻び始めた梅
せっかく生まれたゆえ
長生きするぞと 春巻き
冬の空っ風にも負げず
ひたすら せん切りを待つ なんて
春のを待つ 今日はパラパラ
枇杷
参院 こんな馬鹿なことって 焼きまんじゅう
ところで 昨晩の
茨木のり子”わたしが一番きれいだったとき”
かつて 東書国語中2にあった
わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした
わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達がたくさん死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった
わたしが一番きれいだったとき
だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
男たちは挙手の礼しか知らなくて
きれいな眼差しだけを残し皆(みな)発っていった
わたしが一番きれいだったとき
わたしの頭はからっぽで
わたしの心はかたくなで
手足ばかりが栗色に光った
わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり
卑屈な町をのし歩いた
わたしが一番きれいだったとき
ラジオからはジャズが溢れた
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった
わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった
だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように ね
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