5月1日(火) 曇り
今日から5月。月日の経つのは早いものだ。
クロスバイク 「メリダ クロード9200SX」のメンテナンスをしていて、疑問に感じる構造のところがある。
それは後輪のハブの構造だ。
玉当たり調整のできないハブ構造になっているのだ。
どんな構造かと言うのがわかるようにと、今後の組み立て順序がわかるように絵を書いてみた。
ロックナットと玉押しの間にはワッシャー大小2枚とゴムカバー、スペーサーが入るので、ロックナットと玉押しに直接締めつけ力が伝わらず、ロックできない。
従って玉当たり調整をしても、ホイール単体ではロックナットの位置を固定できないのだ。
ロックナットの位置を固定するためにはホイールをフレームに取り付け、ホイール取り付けナットとフレームをはさんでロックナットを締めたときなのだ。
だからホイールをフレームから外した時は、ロックナットの位置がずれ、玉当たりが変わってしまう恐れがある。
これではパンク修理でホイールを外すたびに、玉当たり調整が必要になる。
この構造は欠陥だと思う。
今回はフレームに取り付け、ホイール取り付けナットとロックナットの締め付けを調整しながら、当たりを出した。
4月28日のパンク修理でハブ軸のずれが起きたのはそのためである。
他の人のサイトを見ると「ロックナットは外さずに、ゴムカバーを外す」と書いてある。
ダホン ハブ調整 の後輪「分解」のところを見てください。
これが正しい構造だ。
なおメリダの場合は、2枚のワッシャーを取り去ったとしてもゴムカバーが固くてロックナットを通り抜けることはできない。
5月6日追記
とおるさんにコメントをいただき、もう一度考えたところ・・・
最初に分解した時に、大ワッシャーの位置を間違えて組み立てていたかも・・・と言うことが判明した。
パンクは直ったと思ったのに・・・さらに充電池まで不具合
パンク修理後、後輪の回転は少し重く、すぐに止まってしまうが、ガタ付きは無くなったので良しとする。
うーん、25kgのメリダがまた重くなった。これじゃあ坂など上れないな。 (>ω<)