7月30日(月) 晴れ
今日の修理品 テレビのリモコン
夜10時ころになって、おかあが「テレビのリモコンが利かなくなっちゃった。電源も切れない。」と助けを求めてきた。
オリンピックの中継を布団の中から見るのに困るだろうと、早速修理。
テレビに付属しているリモコンの所々のボタンが利かないので、別に汎用リモコンを買って使っていたリモコンだ。
どのボタンも利かない。こういうときはまず電池チェック。
電池はある。ではテレビ本体の故障か?
テレビ付属のリモコンをひっぱり出してきてテスト。
すると所々のボタンは利く。ということはテレビ本体ではない。
リモコンの清掃をしよう。
ボタンの接点(導電ゴム)と、相手側のプリント基板の箔をアルコールで洗浄。
直った。
「どうして全部のボタンが利かなかったのかな?」という疑問は残るが、とりあえずOK。
ついでにテレビ付属リモコンも清掃しよう。
所々ボタン操作ができないリモコン。
分解、清掃したが・・・
ゴミが粘りついている。
見ると、パネルが両面テープで張ってあって、そのテープの粘着剤がはみ出しているようだ。
「使っているうちに両面テープの粘着剤がはみ出してくる。」
これは設計不良の失敗作だ。
こんな製品を作るようでは、ビクター製品に食指が動かなくなるぞ。
細い時計ドライバーで粘着剤をこそぎ落し、綿棒にアルコールをつけてきれいに拭いた。
かなり時間がかかった。
それでも、まだ利かないボタンが二つある。
ほかのリモコンを見てみる。
ビクターのDVDレコーダー用のリモコンに両面テープパネルは使われていなかった。
別のメーカーの安いテレビのリモコンは、両面テープパネルが使われていた。
今後、両面テープパネルが使われている製品は買わないようにしよう。