7月20日(水) 晴れ
タイトルは「ドリルスタンドの製作」だったんだけど、トンサンの作ろうとしているものはドリルスタンドじゃない。
ドリルは寝ているし、固定するものも「ナショナルホーム大工」の付属品だ。
ドリルの固定には一切関与(かんよ)していない。
名前をつけるなら「スライド穴開け機」かな。
材料の方が、ドリルに向かって動いて行くから。
加工する材料を固定する台を加工する。
こんな風に蝶(ちょう)ネジで、上下移動できるように固定する。
向こう側のドリルよけの穴が、ずれているのはお愛嬌(あいきょう)。 (*^ω^*)ポリポリ
一番下に下げてもこのくらいかなぁ。
と言うことは、直径5cm位の大きさまでの物しか加工できない。
材料(円柱)の固定は、Vカットした部分にゴムを貼り、上からネジを回して押さえる。
取り付け台にスライドレールを取り付けて、動かしてみたが、なんかロックが甘い。
見てみると取り付け位置にずれがあり、片方のロックが効いていないのだった。
これだけのズレで、キチンとロックできない。
同じ穴にビス穴をあけるのは無理なので、別の穴を使う。
別の穴で固定。
あ、もう少し左へずらしておけば、右側の穴も使えたのに。
あれ、これはまずい。
材料がセンターに来るまで下げられない。
レールに当たる部分を削って、取り付け台を下げた。
材料の面が、ドリルに対して垂直かどうかは、こんな小さな面では測れない。
ナショナルホーム大工の面と、スライドレールが平行になっているかで推測しよう。
ナショナルホーム大工の作業面に穴をあけ、タップを切る。
あれ?、蝶ネジが入っていかないぞ?
タップと蝶ネジのピッチが違っていた。どちらかがISOネジじゃない。
このネジは入る。
でも、このネジにISOのナットは入らない。
と言うことはこのタップはISOネジじゃない。
5mmのタップがすべてISOネジのタップではなかった。
5mmのこのネジは1本しかないので、他の3か所は4mmのタップを切った。
このとおり、4か所ともすべて違う種類のビスになった。
ライトコントロール(電圧調整器)を通してつないでみた。
材料は動かず、穴開けはうまくできた。(かのように見えた)
ドリルよけの穴のズレが気になるが、実質問題ない。
タイヤの面に対して垂直に穴をあけられたと思っていたが、車軸(丸いはし)に通して回転してみると・・・
偏芯している。
最初に丸棒を輪切りにした時に、直角に切れていなかったのだ。
のこぎりで直角に切りだすのは至難の業。
そもそも、直角に輪切りできなければ、垂直に穴をあけることはできない。
う~む、どうしたもんじゃろのぅ~。