西条市在住の写真家、三浦聖さん(写真集「石鎚の詩」出版)からメールが届いた。
-シラサ峠のブナ林が雪で傷んでいます。詳細はブログに掲載しています-
帰宅して三浦さんのブログ「石鎚の詩」を開いた。
まるで猛烈な風台風通過後の惨禍のような森の痛々しい姿に驚いた。
たっぷり湿気を含んだ重い春の雪が原因らしい。
実は一昨年来、撮影を続けてきた幹周り6mクラスの巨大ブナの一本が
このシラサ峠近くに生育する。
あまりにも卑近な場所に存在するため、周辺環境の劣化(大座礼山のような)
を怖れて、あえて場所を公開しなかった。
このブナは「昨年末の雪で大きな枝が折れました」
と「のんびり山歩さん」からも報告を受けている。
三浦さんのレポートから想像すると…
痛々しいMother tree の惨状が目に浮かぶ。
八方ブナと共に美しい樹形を保っていた四国の貴重な巨大ブナが
また一本消えてゆくかもしれない…??
その姿を確認することのできない現状が悔しい。
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