Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

淡雪の森

2019-02-03 | 

 

雪の止んだ朝、皿ヶ嶺の森歩きへ。

珍しく朝から、くっきり晴れている。

こんな空模様では霧氷が落ちるのも早そうだ。

そして一カ月に一度は、山へ入っていないと筋力が衰えてしまう。

体力維持を兼ねて、今週もmasaさんを誘って霧氷の森撮影行。

自転車で行っていると霧氷が落ちてしまうからね。

大雪注意報が出た割には、降雪量が少なそうだ。

もう登山口の風穴あたりに着氷した霧氷は解け落ち始めている。

積雪量は10cmくらいか。

所々、沢を横切る斜面が凍結しているが、アイゼンを着けるほどでもない。

インナーの手袋だけで大丈夫なくらい気温も高めだ。

こんな薄い雪では、竜神平の落葉松林も午前中に霧氷が落ちてしまいそうだ。

気持ちが前のめりになり、途中のブナ霧氷林も足早に通り過ぎてゆく。

予想通り竜神平の霧氷林は全体に薄い着氷。

落葉松林を午前中の順光?(太陽の位置はすでに半逆光気味)で撮るのは初めてかも?

北西の風に乗って、次々と雲が流れてくる。

どうも太陽が雲に覆われ隠れてしまう時間が多い。

辛抱強く雲間から陽が射すのを待ち続けた。

やっぱり南国四国では、信州や奥日光のような美しい落葉松の霧氷林を望むのは無理かも?

この後、竜神平北側のブナの散歩道を周回するが、すでに霧氷は解け落ちた後だった。

全体に寒気の緩い今シーズンは、思うような雪景色が望めない。

南岸低気圧通過後のドカ雪を期待するしかないかな…?

 

 


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4 コメント

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南岸低気圧 (misa)
2019-02-04 23:30:13
今年の樹氷は悲しいほど儚い・・・
年末からの体調不良も重なり、どうも一歩前に出なくなっています(全て買い換えたというのに)
休日は完全主婦となりフィットネスに通うのみ
そちらは良いですね、皿のような手軽に鍛えられる美しい山がある
土佐は四国の中でも山脈に阻まれた陸の孤島
それとなく歯がゆさが伝わるような・・・
それこそドカンと来てほしいですね
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週末の雨が期待大 (ランスケ)
2019-02-05 02:40:34
水曜の雨は南岸低気圧ですが、少し気温が高そうなので雪になるか微妙です。
週末は気温も下がり山では雪になりそうな天気予報。
この連休は面白そうな天気予報ですね。
でも残念ながら仕事で日曜しか休めません。
また困った時の皿ヶ嶺ということになりそうです(笑)
確かに、この山(森)の存在は有難いですね。
春から秋までの山野草。
そして手軽に霧氷が楽しめる最も市街地から近い別天地です。
さて週末の雨は山にドカ雪をもたらすでしょうか?
misaさんも早く体調不良を治して天狗高原へ。
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忙しい? (鬼城)
2019-02-07 08:12:13
久しぶりのブログですね。
美事な霧氷、久しぶりの皿が峰ですね。
ほんと、山も登っていないと忘れてしまう。
体力が急激に落ちます。頑張りましょう・・・
しかし、今年の降雪量の少なさは異常ですね。
寒波襲来と言っても北の方だけ・・・
世界の国々が考えねば、素晴らしい自然が無くなってしまいます。
皿が峰情報宜しくお願いします。
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聖地巡礼 (ランスケ)
2019-02-07 23:47:28
今夜のニュースを観ていると、北米大陸を凍らせている北極並みの寒気が日本列島にも降りてくるようです。
また天気予報が変わって、この連休は平地でも雪予報が出ています。
伊予路に春を呼ぶと云われている椿祭りも強い寒気に見舞われそう。
日曜の朝、雪模様だと八ツ塚の雪景色を頭に描いています。
写真は臨機応変に、その時の気象条件を取り入れた風景を撮りたいと思っています。

鬼城さんも大山祇神社へ行かれた様子。
私も数年前の正月過ぎに訪れ、あの神域に心動かされました。
聖地巡礼、いいですね。
私も身近の聖地巡礼を忘れないように心掛けたいですね。
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