不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

2月23日(日)学校に行きづらい子どもの親のおしゃべり会。14:00~16:30金生公民館。経験者の方もぜひ。

「こんぺいとうの花」子ども・若者の居場所

2013-03-09 05:08:36 | 不登校

きのうは、四国中央市でも気温20℃もあり、一気に春というか汗ばむくらいの陽気。きょうも予報では21℃になるらしいです。なんなんだ~いきなり~って感じです。

 

さてさて、昨日は、この春から立ち上げする予定の、不登校・ひきこもりの子ども・若者の安心できる居場所「こんぺいとうの花」(名称)の活動案ならびに、5月号の市報に掲載する案内文書等々、子ども代表のSちゃんと、応援者の大人、ほっとそっとmama代表のわたしとで集まり、あれやこれやと考えをまとめる作業をしておりました。

 

まずは、「こんぺいとうの花」の名称紹介。

 

・・・こんぺいとうの様々な色は、子どもたちのいろいろな個性を象徴しており、集まって支えあって生きている。こんぺいとうは作るのに時間がかかるが、子どもも時間をかけて成長していき、いつかは開花して花開きたいという大人になる夢や願いをこめている。

 

活動予定・内容については、まだ企画案の段階なので、詳しくは書けませんが、おおむね不登校の親の会ほっとそっとmamaが月1回開いている親の会(おしゃべり会)と同じ日、同じ会場(別室)でしゃべり場的な感じで当面はやっていく予定です。

 

詳細については、市報5月号に掲載してもらう予定なので、まずはしばらくお待ち下さい。

早速、今月からボランティア市民活動センターに「こんぺいとうの花」で登録する予定です。

 

活動についてあれこれと考える中で、ふとネットで検索していたら、公設民営の「フリースペースたまりば」(川崎市)で、今月子ども・若者のフェスティバルの開催チラシを発見。それを代表のSちゃんら大人も含めて、こんなん楽しそう~♪「Let's カオス!!」に惹かれ・・・

・・・というわけで、そのフェスティバルには参加できませんが、「フリースペースたまりば」のHPでNPO法人たまりば理事をされている西野博之さん著書「居場所のちから~生きてるだけですごいんだ」を早速amazonで購入して読み始めたところです。

 

1991年、川崎市の多摩川のほとりの古いアパートの一室から始まった「たまりば」は、何にこだわり、試行錯誤を繰り返しながら、どんな運営形態をとるに至ったか。そして、いま見えている課題はなんなのか。・・・

 

・・・「学校の外にあって、年齢制限を設けず、いたいだけいてもいい「たまりば」のような「居場所」のなかで、「自分自身をOKと引き受けることのできる自信をどうやって身につけるか」これがわたしたちが抱えてきた長年の重要なテーマの一つである。

「たまりば」で始めた「仕事プロジェクト」は、そのためのきっかけずくりにすぎない。不登校の子たちを集めて、学歴不問の終身雇用の会社を創り出すことが目的なのではまったくない。仕事でお金を稼いだり、ボランティア活動をしたりすることを通じて、自分がひとの役に立つ、ひとから頼りにされる存在であることを確認する。それが「自信」をつくりだすことにつながれば、そんな思いでスタートしたのだった。」(本文より抜粋)

 

「たまりば」での中でも、思春期を過ぎた若者たちの問題が見えてくるようになった。20代半ばにさしかかっても、自分の生活費や「場」に通ってくる費用まで親の丸抱えとなると、場に通ってはきたいのだが、精神的負担は大きい。自信を回復しようとしているのに、むしろストレウやコンプレックスにつながってしまうこともある。そして、その人自身の経済的自立とともに、「場」とかかわる費用を自らの手で稼ぎだすことをめざした「仕事プロジェクト」を始めた。(本文より抜粋)

 

・・・実は、私たちの親の会でも、思春期を過ぎた年齢の子どもたちの問題は切実、という話題にもなっていました。子どもたちは、自信のないまま「学校」から離れ、行き場のない不安感のなかにいる、その精神的負担はやはり大きいのだと感じます。次のステップアップにつながる何か。仕事(アルバイトでも)をしてみたいと思いながらも自信がなく、どう一歩を踏み出したらいいのか悩み葛藤しているのだと思うのです。

 

西野さんもこの本で書いてますが、いきなり仕事、ではなく、まずはボランティアから始めてみることも一つ。そうした「仕事プロジェクト」的なことも必要なのかもしれないな~と思ったりしてます。いきなりハローワークいける子はいいけれど、ほとんどはハードルが高すぎる。そういった若者たちが集まって気持ちを出し、考え合い、次に進める場としても、機能できる場になれたらとも思います。まずは、こどもたちの声がほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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