みのろうの釣り雑記

東京湾を中心とした釣り雑記です。
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ハゼ餌の比較(ボイルホタテ VS 青イソメ)

2024-09-19 22:51:22 | 雑談
私の釣行記はカテゴリ別になっているのですが・・・
一番釣行回数の多い釣りはというと、ハゼです!

まあ、マゴチの餌ミッションということがかなり多いのですが、それ以外でも普通にハゼ釣りだけ出撃するぐらいハゼ釣りは大好きな釣りですね。

それで、最近(ここ2,3年ぐらい)はハゼの餌に「ボイルホタテ(ベビーホタテ)」を使うことがかなり増えたので、青イソメと比較して私が感じていることをツラツラ書いてみようかと。
(ちなみに、ハゼを活かして持ち帰らなければならない、コチ釣り師としての目線が色濃く出ておりますので、そこはご容赦くださいww)
(また、ハゼ釣り師の皆様からすると当たり前の内容や突っ込みどころもあると思いますが、生暖かく見守ってくださいね。笑)


 ↓まずは私が思う、ボイルホタテと青イソメの比較表から↓

◎:優れる 、○:普通 、 △:イマイチ


①餌持ち
これはやっぱり青イソメに軍配と思います。
基本的にボイルホタテは、貝柱の部分をチョン掛けして裂いて針に着けますが、アタリが1回あったら大抵取られれているか半分になっているか。
対して青イソメは、1発でやられちゃうということは少ないので数回チャンスあります。
特に頭付きはめちゃくちゃ餌持ち良いので、ハゼの活性がバリバリの時は最高ですね。

ただ、餌持ちが悪いことは、必ずしも悪いことばかりではなくて、ボイルホタテは多少の「コマセ効果」が期待できます。
ノベ竿で同じ場所でやっていると、ホタテの繊維が散らばってハゼが集まってくることがあるように感じています。


②餌付け
ボイルホタテは①の通りすぐとれちゃう餌ですが、その分餌付けも超簡単。


貝柱にチョン掛けするだけ

私の場合、ノベ竿の時は基本的にボイルホタテで、竿を持つ手で餌を握ったまま釣りをします。
こうすれば餌取られても速攻で餌付けできます。

対して青イソメですが、ハゼで使う場合は餌箱から取り出して餌を切るという行為がついて回るので、若干餌付けに手間取ることがあります。
(特に活きが良い場合)
餌付けに慣れてる人なら問題ナッシングですが、ボイルホタテと比べると劣るところかなと。


③吸い込み
食い込みの良さを比較すると、やはりボイルホタテに軍配ですかね。
餌持ちこそ悪いのですが、貝柱が繊維状なので、ボリュームが出ている割に餌の容積が小さく、ハゼが吸い込みやすいと感じています。

もちろん、青イソメも決して吸い込みが悪い餌ではないのですが、夜釣りなんかで目視しながら釣っていると、青イソメの場合は餌を咥えた状態でしばらくそのまま、口に餌と針が入りきっていない、なんていうことがたまにあります。


④飲まれるリスク
上記の③と相反する項目なのですが・・・吸い込みが良いということは飲まれやすいということでもあります。
特にボイルホタテは、活性が良いときには当たって速攻で合わせても飲まれちゃっているということもしばしば。
(特に型の良い魚ほど、一気に飲んじゃうんですよね)

これはコチ釣り師としては痛いポイントww
でも、ノベ竿での脈釣りで、うまくすると前アタリから合わせてしっかり口に掛けることもできるのでww
腕でカバーも可能かなと思います。



⑤ハゼサイズ選択性
コチ釣りしているとそうなのですが、基本的にデカいハゼが有利。笑
特にシーズン序盤の7月などに、小さいハゼが沸いている状況でもデカいハゼを釣りたい。

そうなると、細かいアタリを無視できる、餌持ちの良い餌ということで青イソメが有利ですね。
ボイルホタテは、小針に着ければ小さいハゼを釣っていくこともできる餌ですが、逆に小さいハゼを無視するのは苦手かなと・・・


⑥入手性・手軽さ
今回声を大にして言いたいのがこれです。笑
ボイルホタテは何と言ってもスーパーで売っているのが最高。
近くに釣具屋さんが無い私としては大変ありがたいですね。

それと、ボイルホタテは冷凍保存しておけるので、思い立ったときに釣具屋に寄らなくてもハゼ釣りに行けるのは大変助かります。


⑦価格
上記⑥とも関連しますが、ボイルホタテはスーパーで売っていて、しかも安い。

具体的には、、、

ベビーホタテ 特売で1パック350円

これがどれくらいの物量かというと、、、



約100グラム(貝柱の部分のみ)

まあ今回は特売だったけど、例えば1パック100グラム500円としても、青イソメより安いですよね。
(青イソメは50グラムで500円ぐらい??)

餌持ちは青イソメより悪いとはいえ、ベビーホタテ1つでハゼ10~20匹ぐらい釣れますから、1回の釣行で使うホタテの数は平均5粒ぐらい。
青イソメは余っても保存ができないので、それも考えると1回あたりの平均価格はボイルホタテに軍配。


⑧状況適応力
ここで言う状況適応力とは、いろんなシーンへの適応力のことです。
ノベ竿の釣りなのかリール竿の釣りなのか。
水深は深いのか、ハゼはデカいのか小さいのか。
ハゼのやる気はあるのかないのか、はたまた激渋なのか。
釣り手は手馴れているのか初心者なのか。

青イソメは、餌持ちが良いのでリールタックルでのちょい投げの釣りでも使えるし、ノベ竿ももちろんOK。
ハゼにやる気があっても無くても対応できる。
(やる気があるときは頭側を使って手返し良く。やる気がなければお腹~しっぽ側の柔らかいところを使うこともできる)

釣りに慣れていない人でもステルスで餌を取られることが無い。
(子連れにはウレシイww)

まあそんなことを考えると、例えば行ったことのないポイントにハゼ釣りに行く。
船やボートでハゼ釣りに行く。
みたいな気合入った場面だったら、青イソメは欲しいところですね。


⑨推奨タックル
はい、ようやくこの記事の結論的なところに来ました。笑
どちらの餌も一長一短あるので、結局のところうまく使い分けるのが大事なのですが、、、

敢えておすすめをお話するなら、
・ノベ竿でやるならボイルホタテがおすすめ。
・リールタックルでやるなら青イソメがおすすめ。
です!!

やはり①の餌持ちが餌選びの重要な要素で、ノベ竿なら餌取られてもすぐに回収&餌付けできますが、リールタックルでボイルホタテ使っていて、アタリ合ってアワセ損じるといちいち回収が面倒です。。。

私の場合は、お手軽・手返しの観点から、できるだけノベ竿&ボイルホタテでやって、どうしてもリールタックルでやらないといけないようなポイントの場合にリールタックル&青イソメでやる、という感じですね。
(掘割川ぐらいのポイントだと、やはりリールタックルが欲しくなります)

まあ結局は釣り手のお好みによる部分が大きいので、皆さんも両方の餌お試しいただければと思います!!



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