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年寄りの独り言

大つごもり

2012年12月31日 | 日記

先生方が一生懸命に走り回った総選挙もおわり、今日はいよいよ大晦日。

 東日本震災の被災者は30万人、原発難民は16万人の立場は一年前とほとんど変わっていないという。総選挙で争点ははずされ、テレビで取り上げられる時間も一日20分に減ったという。

 だが考えてみれば彼らの人数は東京の一つの選挙区の一議員の得票数と変わらない。東北全体でみても10数人の議員数にしかならならない。300人近くの議員を当選させた与党にとってはとるに足らない有権者の一部にしかすぎない。脱原発、卒原発といっても9人しか当選させられなかった党とかわりなく無視してよい存在なのか。

 みちのくは白河以北一山百文といわれ続け明治以来軽んぜられてきた。政府や政治家はたよりにならないずとも雨にも負けず夏の日照りにも冷害にも負けないたくましいその受け継がれてきた「ど根性」を発揮していまこそひとりで立ち上がる時にきているのかもしれない。

 


地デジと災害情報

2011年02月15日 | 日記
新燃岳の噴火がおさまらず鳥インフルエンザが各地に飛び火する状況の中でNHKはせっせと地デジ化の宣伝ばかり。もっと状況を細かく丁寧に報道してほしい。
新燃岳の地図をみていたら周りは温泉がいっぱいでホントにのんびりしていいところなのだろう。

地デジといえば社団法人デジタル宣伝協会が地図情報を提供している。

地図からさがす非視聴エリア

そのなかで気になった九州新燃岳周辺


詳しくはわからないがとても間にあっているとは思えない。



九州を旅行したとき僻地とか小さな入江とか結構あった。
地デジが見られない人、地デジを受け入れない人々にとっても災害の情報は重要なはずなのだが、終戦のとき沖縄を見捨てたように国はこの地デジ難民を見捨てるのだろうか。


2009年度予算

2008年12月25日 | 日記
日本の財政を考えるというおもしろいサイトをみつけた。
1日財務大臣になって日本の予算を立案してみよう!というサイトらしい。
http://www.mof.go.jp/zaisei/
flashでつくったらしいゲームになっている。

日本の来年度の予算案が昨日閣議決定された。
来年度は88.5兆円という途轍もない金額になるらしい。実質収入が41-2兆円だから50兆円近くの赤字国債予算。

知らなかったのでアメリカの予算はいくらかと調べてみた。昨年は350兆円位らしい。
すごい金額だ。さすがに世界一の超大国である。

だがちょっとまて。日本には特別会計200兆円といわれる隠し予算がある。
ほんとにアメリカってすごいのか?

日本の方がほんとはもっとすごいのかも。

アメリカの軍事予算は44兆円。あんなにイラクやアフガンでドンパチやって。
これに対して日本の社会保険関係特別会計は52.6兆円。

これって国で集めているんだから税金と同じ。

あのゴルフばかりしていた元防衛省幹部や何度も天下りしてがっちり稼いだ高級官僚のもとにも我々の金がいくことになる。

特別会計の方には、形ばかりの監査だけ。役人のやり放題。

これって国民にはどうにもならないのか。

哲学入門

2008年10月22日 | 日記
「哲学に入る門は到る処にある。諸君は、諸君が現実におかれている状況に従って、めいめいその門を見出すことができるであろう。ここに示されたのは哲学に入る多くの門の一つに過ぎぬ。しかし諸君がいかなる門から入るにしても、もし諸君が哲学について未知であるなら、諸君には案内が必要であろう。この書はその一つの案内であろうとするものである。」

三木清の哲学入門の序である。

現在は哲学がない時代、いや今の日本では忘れ去られていると言ってよい。

だが、宗教が堕落し、政治が堕落しきった現代21世紀に必要なのは、本当の人間の生き方人間のための哲学ではないだろうか。

「哲学が何であるかは、誰もすでに何等か知っている。もし全く知らないならば、ひとは哲学を求めることもしないであろう。或る意味においてすべての人間は哲学者である。言い換えると、哲学は現実の中から生れる。そしてそこが哲学の元来の出発点であり、哲学は現実から出立するのである。」

哲学がなんなのかさえ知らない。哲学を求めることさえしない人々の群れ。

 「ところで現実というとき、先ず考えられるのは我々の生活である。この現実を顧みて知られることは、我々が世界の中で生活しているということである。我々がそこにいて、そこで働くこの世界は、環境と呼ばれている。環境というと普通に先ず自然が考えられるが、自然のみでなく社会もまた我々の環境である。むしろ我々がそこにある世界は何よりも世の中或いは世間である。「世界」という言葉はもと自然的対象界でなく人間の世界を意味した。環境は我々に近いものであるとすれば、人間にとって人間よりも近いものはなく、環境は我々に遠いものであるとすれば、人間にとって人間よりも遠いものはない。 人間と環境とは、人間は環境から働きかけられ逆に人間が環境に働きかけるという関係に立っている。我々は我々の住む土地、そこに分布された動植物、太陽、水、空気等から絶えず影響される。人間は環境から作られるのである。他方我々はその土地を耕し、その植物を栽培し、動物を飼育し、或いは河に堤防を築き、山にトンネルを通ずる。人間が環境を作るのである。即ち人間と環境とは、人間は環境から作られ逆に人間が環境を作るという関係に立っている。この関係は人間と自然との間にばかりでなく、人間と社会との間にも同様に存在している。社会は我々に働きかけて我々を変化すると共に我々は社会に働きかけて社会を変化する。人間は社会から作られ逆に人間が社会を作るのである。」

われわれは、どのような環境を作ってきたのか。破壊しかしてこなかったのではないのか。

ものをものとして見ることしかできぬ人間に支配されることの不幸からいつ脱却できるのであろうか。

人間はマネーゲームを、戦争を、いつ止めるられるのだろうか。

linux printer

2007年11月30日 | 日記
半日がかりでLINUX Vine 4.1 をインストールした。
いま新しい オールインワンプリンター(EPSON PX-A620)のdriverのインストが終わったところである。
Vine4.1には、あまり期待もしていなかったが、期待以上の収穫があった。

*i810を認識しているらしく、Cdが聞けるようになった。
*ADSLでまともにインターネットができる。
*なによりHDを初期化しないで、インストールできるのは、Vineしかない。
*namazuがある。debianではいまのところ動かない。なにより日本語がしっかり使える。
*printer driverのインストールに時間がかかってしまった。
まえのときには、printcapを適当にいじれば、動いたようにおもったが、今回は意外と手間取った。そして遅い。
*まえのプリンターは、エプソンで二十年近く使ったので、(本当は、別のプリンターにしたかったが)今回もプリンターは、エプソンにした。ソースを大量に高速に印刷できる安いプリンターは、ないものだろうか。
*windowsのdriverのおまけに'読んでここ'がはいっていた。前には、半分ぐらいしか認識できなかったのに、ほとんどが正解。時代は変わる。(LINUX用も探してみようか)

低価格パソコン?

2007年06月17日 | 日記

台湾製のノート型パソコン発表されて話題になっているらしい。200米ドル。 http://event.asus.com/eeepc/
インテルの教育用パソコン規格の製品らしい。
教育用ならゲーム用のオーバースペックは要らない。
同じものかどうかは知らないが、インテルの製品は
モバイル用の900MHz、256Mbメモリ 
7インチ800x480LCD
OSがLINUX用に1GB、Windows XP-PRO用に2GBのFLashメモリ
ワイヤレスランがついてる見たい。
ノート書き取りようのワイヤレスペン(見たことないがZaulusについてるようなもの?)電池は4時間。
http://download.intel.com/intel/worldahead/pdf/classmatepc_productbrief.pdf?iid=worldahead+ed_cmpc_pdf

日本のメーカーもVistaなんぞに踊らされずに、もっと落ち着いて、開発してほしい。マックもNTTも昔はただでPCを配ったことがあったのに。教育用ならこの程度のスペックでいいのでは。
教科書もFLashメモリかUSBメモリーで配れば、持ち運びもこのPCだけでいい。ワイヤレスランで携帯電話にもなるし。なにより最初からLINUXが入っているのが反MSとしては、うれしい。さすがインテル。 http://mfile.akamai.com/10430/wmv/cim.download.akamai.com/10430/corp/worldahead/Nigeria_with_subtitles.asx?iid=worldahead+ed_cmpc_nigeria_wmv
http://www.intel.com/intel/worldahead/classmate_pc.htm?iid=worldahead+ed_cmpc_photos