tosiyorino_hitorigoto

年寄りの独り言

TOP500

2011年11月15日 | コンピューター
スーパーコンピューターの性能比較であるTOP500が発表された。トップは我が日本の「京」で計画通り10.51 Petaflop/s に到達した。トップ10が前回のトップ10とすっかり同じなのはどういうこと。WikiPediaのリストも書き直すことないのでまあいいか。

富士通はこのスパコンのユニットを半額で「大売出し」して東京大学に売りつけたらしい。でも東京大学もなにに使おうとしているのかな。まさかPIの計算?たしかに2位でも5位でもいいんだけど地球シミュレータ以来の伝統はあるのだけれど、確かに天気予報の精度は確実にアップしたけれど。

自分としては東京大学には東日本大震災のアーカイブを作って欲しいのだが。



top500 スーパーコンピューターレース

2011年06月24日 | コンピューター
今年もスーパーコンピューターの性能比較のtop500 が発表された。日本の「京」がトップになったのはご同慶の至りであります。が喜んでもいられないのはこのレースが途中参加という八百長めいた飛び入り参加の様相だからである。各新聞メディアもトップというのに格別取り上げる様子はありません。

これはまえにもこのブログ「戦艦ヤマト」  で取り上げたようにアメリカの「Blue Waters」というスパコンが完成するまでの単に文部省と理研と富士通のメンツを立てるためだけの暫定一位ということなので素直には喜べないからである。

東工大のTUBAME2.0は今年も健在で5位にはいっている。これは「TSUBAME2.0の落札公示」にくわしいが国のメンツにこだわった国家プロジェクトの1120億円に比較してなんと涙ぐましい努力の結果であることか。多分世界最高のコストパフォーマンス+green computing。NECは多分部品代ぐらいしかもらっていない?

東工大はTUBAMEを2006年の1.0から2010年の2.0に進化させてTOP500を維持した。これに対して国策プロジェクトの方は旧式のスカラ型でたぶん高すぎて他には売れ筋がない、現在のGPU主導のスパコンには生かす方法がない、など携帯と同じように絶滅種化、ガラパゴス化が見えている。皆さん「文科省化」には気をつけましょう。

ちいさな本を作ろう minibook [紹介]

2010年12月19日 | コンピューター
ネットページの紹介です。

ちいさな本を作ろう [minibook for myself]

フォームのページに好きな文章を入力するだけで

自動的にPDFの文章を作成してくれます。

そのPDFをダウンロードして印刷します。

折り紙のように加工することで、ちいさな本になります。

おり方も写真付きで丁寧な紹介があります。

参考: 紙の折り方

一枚の紙からメモ帳や豆本が即出来上がる不思議なページです。

まさに神業なんちゃって。

トップ500スーパーコンピューター 2010秋

2010年11月15日 | コンピューター
蓮舫議員の2位じゃだめなんですか?発言で有名なスーパーコンピューター トップ500が発表された。

さきに報道された通り中国が1位になった。
東京工業大学GSICセンターのつばめ2.0が4位。各国ともトップ10位以内にまんべんなく入っているのはこの分野での力のいれ方がわかる。要するに負けたくない、負けてはいけないのである。

トップ10位は次のとおり。
1 国立スーパーコンピューターセンター 東風1A 中国 天津 東風
2 オークリッジ国立研究所 Jagur -Cray XT5-HE 米国 
3 国立スーパーコンピュータセンター 中国 深圳 Nebulae(星雲)
4 東京工業大学GSICセンター 日本 東京 つばめ2.0
5 ローレンス・バークレー国立研究所 米国 Hopper-Cray XE6
6 原子エネルギー研究所 フランス Tera-100
7 DOE/SC/LBNL/NERSC(ロスアラモス国立研究所) 米国 Roadrunner
8 テネシー大学(NICS) 米国 Kraken XT5
9 Forschungszentrum Juelich (FZJ) ドイツ JUGENE
10 DOE/NNSA/LANL/SNL(ロスアラモス国立研究所) 米国 Cielo

スパコンは毎年確実にそのパフォーマンスをあげている。
たとえ亀のあゆみでもおくれるとうさぎの昼寝になってしまうのである。


http://www.top500.org/static/lists/2010/11/perfdevel/Performance_Development.png

TOP500 November 2010

中国スパコン世界一

スパコントップ500ランキング 2010

トップ500どこへ行く日本のスパコン

中国スパコン世界一

2010年10月31日 | コンピューター
■報道によると来月15日に発表予定の世界ランキングで中国のスーパーコンピューター「天河1号」が、米国のスパコンを抜き世界最速と認定されるとの見通しとのこと。同時に米国が警戒するのは「米国の競争力と安全保障を脅かしかねない」からである。

このことは中国のスパコンが軍事目的であるからである。世界のスパコンの半分は軍事目的、つまり米国オバマ政権の「核兵器なき世界」なんて嘘っぱち。先ごろ実施した米国の臨界前核実験も中国のスパコン世界制覇に関連がある。

中国軍事政権がめざすのはあくまで、スパコン核兵器による完全世界制覇RPGである。日本が平成24年度までに完成させるのんびりさとは大違い世界は急転している。米国も軍事用京速スパコンの完成をめざすだろう。日本もお上にはさからえずGRAPEなどの技術をさしだせといわれかなない。

■中国漁船衝突事件を聞いてだれでも真っ先に思い出すのは「大津事件」だろうが、司法の独立を侵害してまで、国のリスク回避を選択した菅内閣の評価はまた歴史でしか判定できない。しかし日本は昔の琉球のように宗主国のご指導のもとご無理ごもっともと平身低頭して嵐のすぎるのを待つという、3級国家としての生き延びる道を選択しつつあるようだ。

最初はあの漁船は日本の反応をみるためのスパイ船でかとも思ったがどうやらどこかのはねっかえりの先走りらしい。どの国でも新興勢力というものは元気が良すぎるようだ。日本の危機管理室が居眠りしたのでもないらしい。それにしても日本という国は内部の連絡が悪い。それも内閣官房と総理府の二つの安全保障室があり統制がとれてない。それにしても「内閣における危機管理について」というマニュアルの最終UPdateが平成16年12月とは危機管理室の危機管理と事業仕分けが必要だ。


スパコントップ500ランキング 2010

2010年06月03日 | コンピューター
ついに中国が2位になった。

2010年版のスパコントップ500が発表されたが

なかで中国の深圳市のスパコンがドイツを抜いて第2位になった。

TOP500List-June 2010

トップ10の中に2台。トップ500中の24台である。

ドイツ、イギリス、フランスと肩を並べるスパコン先進国になった。

日本は問題外らしい。

トップはかろーじてクレイだがピーク性能では中国の方が優れている様子。

国別ランク

iPad発売で考える文部科学省の決断

2010年04月06日 | コンピューター
アメリカではe-PCやこのiPadなど低価格パソコンの開発応用のサイクルが早くなっている。
日本も昔は各メーカーが世界レベルの技術をいち早く開発し導入出来た。
それが今は韓国や台湾メーカーにそのお株をすっかり奪われている。

iPadそのものは現在の技術で(日本の携帯電話から比べても)そうたいしたものではない。アップルの技術がすごいのは、そのソフトの考え方である。ヒューマンインターフェースを徹底的に追求し続けるその姿勢がすごい。

日本でも出来るはずなのに誰もどのメーカーもやらない。儲からないから、もちろんあの値段でははじめは儲からない。海外メーカーの製品の低価格化が進むなか日本ではいまだ15~20万位のラップトップが主流である。どれだけ儲けるつもりなのか。

昔は「読み書きそろばん」という言葉があった。小中学生や学生にとってはいまやパソコンは必需品である。英語も同様絶対必要である。
教科書もいずれiPadが主流になるに違いない。

どんな手段を使っても日本のメーカが相当品を開発し発売する必要がある。
そのためにはiPadの半額くらいの値段にしなければならないだろう。
日本のメーカーも相当努力しなければならない。

Windowsを使わず、液晶ディスプレイなども再生品で我慢すれば1~2万円で
多分できるはずなので、文科省は小学一年生に教科書として無償給与すればよい。

教科書関係も相当天下りとかヘンな団体がありそうなので業務仕分け期待しているのだが。

国内向けのIT標準規格

2010年03月22日 | コンピューター
経済産業省のアイデアボックスである方が

国内向けのIT標準規格の策定・勧告専門機関の創設
現在、タイトルのような作業はJISが策定・勧告を行っています。
しかし、JIS X 2004のような文字コードの問題のように、IT面で未熟な規格が多く、日本発信のIT規格は少ないままです。
http://open-meti.go.jp/ja/idea/00923/

と投稿されている。

Webサイトの規格のみならず、文字コード自体が日本発でなくUTF-8などというわけのわからないものが採用され

またソフトについても

マイクロソフトのOSに始まりエクセルやワード。
PDFはAdobe社
動画もAdobe社のFlash。
WikiPediaでさえもアメリカの財団の管理下にある。

政府機関でさえ堂々とこれらを使っているのはどうなのか。
問題提起している人は少ない。

さらにあるところでは数百ペタバイト級のデータバンクが整備されると聞いた。
先のスパコン問題ではないがこれにかかる費用の一部ででもペタバイト級のデータバンクを作って欲しい。

WikiPediaのように誰もがInterNet上で利用できるIT図書館になる。また作者自身の許可も電子署名をうまく使えば得られるようになるので、書物や美術品などのコンテンツが有料、無料でWEB上でアクセス出来るようになるかもしれない。




トップ500どこへ行く日本のスパコン

2009年06月25日 | コンピューター
前にも書いたがtop500位までのスパコンの早さランキングが発表された。

トップは相変わらずIBMのRoadrunnerであるが地球シミュレーターIIが22位になっている。その他では28位にJAXA(FUJITU)、40位理研(Fujitu)41位に東工大(NEC)42位に東大(Hitach)とそれぞれ国産で頑張っているのはさすがというか日本らしいというか、健気でもある。

問題は国別ランキングで英国(44)、独乙(29)、仏蘭西(23)、さらには中国(21)にも抜かれていること。ちなみに日本は15台。





ベンダー別ではHPが頑張っていること。

SUNが身売りしたらしい。JAVAやOPEN-OFFICE,MySQLはどうなるのか。

トップランナー

2009年05月30日 | コンピューター
日本のスパコンがニュースにならなくなった。

かの地球シミュレータも2代目めが納入されたらしい。2代目がろくでもないのはどこの世界も同じ。

2009年の6月には新たなランキングが発表されると思うがが、2008年のレベルでもやっと20位ぐらい。

しかも金食い虫ということで初代は廃止。次世代の京速器も開発がつまずいている様子。

思えばgrapeがトップになったのは1999年ちょうど10年前である。初代の地球シミュレータが2002年か。

grapeは素人の手作りしかも金もかかっていない。

こんな開発者にこそ国民名誉賞なり、それなりの偶しかたがあるはず。

世界のトップはRoadRunner? なつかしいゲームのなまえのコンピューター。

言ってみれば数十万台のモジュールをを金と力ずくで寄せ集めてよーいドンで計算させれば、当たり前の結果がでる。

地球シミュレータIIはたった160台のモジュールでしかも能力も相当控えめに設計しているらしい。

実質的な計算能力は相当いいところにあると思うが、かなり問題もあるらしい。

いわく保守費だけでスパコンが何台も買えてしまう。

いわくモジュールを売り出してもうけているらしいが、許可は誰から出ているのか。

いわく北の方にわたって原爆製造に使われないか。

いわくどこかの大学のようにトップモデルのレプリカを安く買った方がいいのではないか。

どこまでも続くtop runner争い。