tosiyorino_hitorigoto

年寄りの独り言

2010年を振り返る-その1 地震・災害

2010年12月31日 | ニュース
2010年はハイチ大地震から始まった。

このブログを始めたきっかけが2007年07月16日の新潟地震だった。
その実況中継をみてこの国の地震対策、救援計画がどうなっているのか。また原発の危機対策がまるでなっていない状況を現実に見せられたのがきっかけだった。

新潟地震

その後キーボードまかせに書きつらねて世紀を超えて21世紀になってしまった。
そもそも自称「ジジ評論家」もちろんこのジジとは「時事」ではなく「爺」のことであるが、としてはどうもこの国の状況が成り行きまかせの無責任な衆愚政治にみえてどうしようもない状況にみえるのだ。国のトップが「民のかまど」をわすれ政権維持、利権保持ばかりに躍起になっている状況にうんざりし我慢の限界にきているのだ。

民のかまどは賑いにけり

ことし1月早々にハイチ地震がおきる。wikipediaの記事では日本時間=13日6時53分マグニチュード (M) 7.0ので死者が20万人程に及ぶなど、近年スマトラ島沖地震に匹敵する大地震であった。

地震について考える 阪神淡路大震災からハイチ地震への道

そのあとチリ地震がおきた。チリ地震はまた1960年のあの三陸の津波を思いださせるなかテレビはオリンピックでマラソンの中継をしていたのだ。あのチリの鉱山事故もこの地震の影響があったのだろう。63人の鉱山労働者の救出は事故自体は不幸な事故だったが今年の数少ない明るい話題の一つだった。


写真で見るチリ コピアポ鉱山落盤事故救出劇

個人的チリ地震津波注意報

警報は空振りでよい

インターネット生中継Ustreamの実力

2010年12月31日 | ニュース
先日行われた宇多田ひかる氏のラストコンサートのUstream上の動画生中継を見た。
中継そのものは動画がカクカクしていたのでそんなものかとも思ったが、驚いたのはその音質である。日頃Youtubeなどの低レベルな音質になれきったせいかも知れないが低音、高音域ともにのびていて自分にはCD以上の音質に聞こえた。
私が注目したのはコンサートそのものではなく、インターネット上でのストリーミング放送の音質が圧縮音声ではなく限りなく生に近い音質だった点なのである。
これからこのようなインターネットを利用した中継が有料化とのせめぎ合いの中増えてゆくのだろう。
今日の大晦日の注目中継は三枝成彰氏のオフィシャルサイトで公開されている「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2010 世界的巨匠ロリン・マゼールが満を持して登場! 80歳で挑む初の“振るマラソン”」-http://www.saegusa-s.co.jp/con101231.html
その音質は24bit 96kHzの高音質なのだそうだ。その他3D中継まで配信されるそうでインターネットの新しい動向が注目される。

2011年問題・IPアドレス枯渇

2010年12月29日 | ニュース
2011年といえば地デジ地デジと「うざい」くらい騒いでいるのだが、
それは置いといてそれ以上の危機が始まっているのをご存知だろうか。
まあインターネット上の話ではあるが。

インターネット上のアドレスはいままで32ビットの数字で管理されていた。
それが来年2011年3月で一杯になってしまうという。
つまりこれ以上は新しい住所を登録できない状況になったのだ。

この対策としてIPv6という新しい規格が作られアドレスが48ビットに拡大された。
つまり今までは何丁目何番ですんでいたのが何丁目何番何号まで必要になったということだ。だがその新しい規格への移行がうまくいっているとは思えないのだ。

ひとつにはハード上の問題、ルーターに配布されるIPアドレスの種別が変更になったことにより、ルーターの設定変更が必要になる。プロバイダによっては、IPv6対応のために、ルーターなどの買い替え、または、接続用アプリケーションの新規追加が必要になる場合がある。

またいままでのアプリケーションはIPv4を前提としているため使用できなくなるおそれがある。例えばメールソフトなどだが携帯などでサーバーがIPv6へ移行した場合にはアクセスすらできなくなるかも知れないのだ。

さらにはホームページやWebアプリケーションによっては大幅な変更をしなければいけなくなるなど問題が山積みなのになにも対策ができていないように思える。





沖縄の脱基地化計画

2010年12月26日 | ニュース
筑波研究学園都市は当初は都内の市街地になくても、機能上さしつかえない官庁の集団移転のために計画されたという。その後約300に及ぶ研究機関・企業と約1万3000人の研究者を擁するに至っている。はたしてこの計画は成功だったのか疑問は残るが、他の私立大学がどんどん県外や中心部から移転してゆく中、東大は一部を千葉県へ移転したのみでその中心を移していない。この際だから東大といくつかの大学を沖縄の普天間基地へ移転してもらって国際空港のある国際大学にしてはいかがだろう。第二の研究学園都市計画である。東大は他の海外の有名大学に較べてもその地盤沈下が激しい。東大が沖縄をキャンパスとし言葉は英語、半分以上の学生を海外からよべばよい。ついでに沖縄県全体を関税なしの国際都市にする。大きなホテルは禁止して全部"B&B"のような施設にすれば県民の収入源になる。出て行ってくれというかわりに必要だから返してくれといえばよい。アメリカの「打出の小槌」がわりになるよりは「国内雇用や地方分権のための経費のほうが大事だ」と言えるちょっとした頭の転換が必要と思えるが。

戦争の世紀から平成へ

2010年12月24日 | ニュース
自分のためのメモです。

1933 ヒトラー政権獲得
1936 スペイン内乱 二・二六事件
1937 廬溝橋事件 日中戦争
1938 ドイツ、オーストリア併合
1939 第二次世界大戦
1940 日独伊三国軍事同盟
1941 太平洋戦争
1945 無条件降伏ポツダム宣言受諾
1946 日本国憲法公布
1948 第一次中東戦争
1950 朝鮮戦争
1953 朝鮮戦争休戦協定成立
1956 第二次中東戦争
1962 キューバ危機
1965 ベトナム戦争 印パ戦争
1967 第三次中東戦争
1968 プラハの春
1970 カンボジア内乱
1973 第四次中東戦争
1979 ソ連アフガニスタン軍事介入
1980 イラン・イラク戦争
1982 フォークランド紛争
1983 グレナダ侵攻
1989 ベルリンの壁崩壊 アフガニスタン内戦
1990 イラク軍、クェート侵攻
1991 湾岸戦争 ソ連解体
1994 チェチェン紛争
1996 ザイール内戦
1997 コンゴ共和国内戦
1998 アンゴラ内戦
1999 東ティモール争乱
2001 米国同時多発テロ

20世紀は戦争の世紀だった
日本ができることは



環境省の出番です

2010年12月23日 | ニュース
環境省が余計なことをして叱られてるという。

環境省は原因と対策を考えるため、来年1月から「子どもの健康と環境に関する全国調査」(エコチル調査)と名付けた調査に着手。全国の胎児約10万人を13歳まで追跡する。この調査がさい帯血バンクの白血病などの患者に十分供給されず、治療に影響が出る恐れがあるらしい。

環境省は予算がないのになぜ?厚生省の分野まで手を伸ばすんだとも思うが、これが省庁予算分捕合戦の悲しい性なのか。一方では九州出光平野では絶滅危惧種のナベヅルに「高病原性鳥インフルエンザ」感染が判明したという。これこそが環境省の出番でしょう。ニュースでは国内のニュース一辺倒だがこれらはロシアや中国などからの渡り鳥である。なぜ環境省が主体となって国際調査に乗り出さないのか。今や環境問題で国内に限るという問題は少ない。少ない予算を世界自然遺産登録など無駄なことに費やすのはもうやめましょう。

ちいさな本を作ろう minibook [紹介]

2010年12月19日 | コンピューター
ネットページの紹介です。

ちいさな本を作ろう [minibook for myself]

フォームのページに好きな文章を入力するだけで

自動的にPDFの文章を作成してくれます。

そのPDFをダウンロードして印刷します。

折り紙のように加工することで、ちいさな本になります。

おり方も写真付きで丁寧な紹介があります。

参考: 紙の折り方

一枚の紙からメモ帳や豆本が即出来上がる不思議なページです。

まさに神業なんちゃって。

戦艦ヤマト

2010年12月19日 | 政治
戦艦大和も宇宙戦艦ヤマトも大好きである。だが戦艦大和が時代遅れの長物だったことは有名だ。時代は飛行機、戦闘機の時代になっていた。大和は沖縄戦決戦の途中で守るべき飛行機もなく攻撃されて沈む。

ある論文を水産庁が水産総合研究所センターへ1900万円で委託し、さらに水産資源保護協会に375万円で委託した。協会はその仕事を東京海洋大学のある教授に委託した。その教授は論文制作を大学院生にやらせたという話である。政府がやる仕事の典型的な一例なのだろうか。(ある女子大教授の つぶやき:http://iiaoki.jugem.jp/?eid=3439)

日本初の金星探査衛星になり損ねた「あかつき」はあまりに巨大になりすぎたJAXAの組織そのものに原因があると思う。東京駅前にある「JAXAi」は事業仕分けで不要とされた。その他施設見学やタウンミーティング等教育広報にいくら金をつかっているのだろう。

次世代スーパーコンピュータプロジェクトが2009年11月の事業仕分けで、事実上の凍結されそうになった。このプロジェクトは2012年完成予定で費用は1120億円だが、アメリカはこの1.5倍の性能のスパコン「Blue Waters」を444億円で来年には完成させるそうだ。つまりは676億円の壮大な無駄使いということ?文部省はこのおとしまえをどうつけるつもりか。(Blue Watersいい名前だ。沖縄の海を守れ)

2008年度決算が、国会提出から1年以上たっても議決されていないという。
「今年の通常国会は鳩山前首相の退陣、秋の臨時国会は仙谷官房長官らの問責決議などのあおりを受け、それぞれ議決に至らなかった。議決の見通しすら立たないのでは、参院無用論につながりかねないとの懸念が広まっている。」
(2010年12月13日23時37分 読売新聞)

RT:急募!法務大臣!

2010年12月11日 | ニュース
急募!法務大臣!
待遇 月給150万円
ボーナス5.5ヶ月
■資格
2つのフレーズを覚えられる方
法務未経験者、大歓迎!
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誰にでもできる簡単なお仕事です!
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サークルのような雰囲気の職場です!

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c⌒っ*゜ー゜)φ メモメモ...

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WikiLeaks

2010年12月10日 | ニュース
ウィキリークスが復活した。
だが本来のipではなくhttp://213.251.145.96/という多分暫定のipだ。
しかもミラーサイトを半端ではない数立ち上げている。日本にもいくつかあるが、潰されていると思われるものもありそうだ。

アメリカ政府はテロだと言っているがそうではなく、政府に対する反乱または内乱罪だろう。そうだとするとアメリカ政府は中国や北朝鮮の内政にも文句をいう資格がなくなる。

もう一つの疑問はアメリカの公電のような重要文書が平文でストックされていたのだろうかということだ。少なくとも重要文書なら暗号化するだろう。また普通の端末では大量の文書のdownloadは出来なくするとかいくつものフェールセーフの方法はあっただろう。杜撰な政府の文書管理の方法が問題。そもそも歴史をみても暗号電報は漏れるのが当たり前、もれるをある程度想定するのが大人の対応。

イラクではジャーナリストが締め出された。その中でVideo: Collateral Murderが公開されている。イラクでのイラク軍やイラク民間人の犠牲者の数は報告されなかった。戦争とはそういうものだとは思うがどうみても兵士にはみえない民間人に笑いながら銃を撃つパイロット。

もう一度12月8日の意味を考えてみよう。

Video: Collateral Murder
2010-04-05
WikiLeaks has released a classified US military video depicting the indiscriminate slaying of over a dozen people in the Iraqi suburb of New Baghdad -- including two Reuters news staff. Reuters has been trying to obtain the video through the Freedom of Information Act, without success since the time of the attack. The video, shot from an Apache helicopter gun-sight, clearly shows the unprovoked slaying of a wounded Reuters employee and his rescuers. Two young children involved in the rescue were also seriously wounded.