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ー 「陶芸」 が教えてくれる 15 のしあわせ ー
第九章 : 教えるということ / その2
教室で教えていて気付かされたことがある。年配者の中には
「次は何をするんですか」 と聞いてくる生徒さんが多い。
次にやることが気になるのだろう。次の作業に入るや、またすぐに
「次は何をするんですか」 と聞いて来る。私はその都度、
「今、やって下さいと言ったことを、きちんとやって下さいね」
と諭すように言っている。
何でだろうかと不思議に思っていたが、ある時にレギュラーの遠藤さんが、
「若い人は教えてもらうことに慣れてるんですが、歳をとると教えてもらうことを忘れてるんですよ」
と教えてくれた。なるほどと思った。
遠藤さんは芸術の大学で作曲理論を教えている准教授である。ロクロも大変上手になっていたが今は休んでいる。多忙なようだ。最近は、大学が主催している年二回のオープンカレッジの受講者募集の案内パンフで名前を見掛けることが多くなった。
遠藤さんが基本を学んでいるときは、教えられたことを、その都度、復習してから作陶に取り掛かっていた。両手の構え方なども、その都度、両手で形を作って、確かめてから始めていた。この徹底ぶりにも驚かされたが教えられた。
なるほど、若い人は言われた通りに、素直に聞いてやってくれる。
若い人たちは教えてもらうことに慣れているのです。吸収も早いわけです。
何年か前に1年半ほど、中学生の日向子ちゃんが毎週教室に来ていた。
素直に話を聞いてくれて、言われた通りにやってくれた。すぐに上達した。
その後、県外の高校に進学し今は大学生だ。懐かしく思い出される。
来年は卒業だろう。勉学に励んでいることだろう。
歳をとると、教えてもらうということを忘れてしまってるようだ。
いつのまにか 「習う」 「教えてもらう」 ということを忘れているのです。
歳を重ねるごとに自我意識も強くなり、思考力が先行してくるのだろう。
習い事をする時は、小学生、中学生の時に戻ることが大事です。
教えられた通りにやることです。言われた通りにやることが大事です。
教えられ上手になることです。それが上達への早道です。
そして、それを忘れないように覚えることです。メモに残すことも大事です。
その為には、基本を教えてくれる教室で学ぶことが大事なことになってきます。
教えることも難しいです。すぐに理解してくれる人もいれば、なかなか理解してくれない人もいる。様々なのです。学校の先生やスポーツのリトルリーグのコーチたちが怒鳴りたくなるのも分かるような気がする。大声を出したくなる気持ちをグッと抑えながら、優しく、易しく教えるのです。私はこの辺の所が不足している。ついつい強い口調になってしまう。それでも生徒さんはついて来てくれる。上手になって欲しい、基本を知って欲しいという気持ちが伝わっているのだろうか ・・・ 。
好きなようにやって下さいと言うスタイルの方が楽だろうが、教室ではカリキュラムに沿って一つひとつ丁寧に細かくこまかく、辛抱強く教えている。生徒さんが上手になっているのを見るのは楽しい。生徒さんは、作品を自分で使うだけでなく、知人にプレゼントしたりして喜ばれている。そして、生徒さんが作品を展示販売するたびに、好評を得ていることも、私にとっては大変嬉しいことである。
遠藤さんの焼締作品
※ 9月30日 (月) からの
NHK の朝ドラ 「スカーレット」 は
信楽焼の女性陶芸家の物語です。
愉しそう。楽しみましょう !!!
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↑↑ 励ましのクリックをしてあげてね!! にほんブログ村 陶芸ランキングでは1位、もう一つの陶芸ランキングでは4位です。健闘しておられます。
☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは数部。
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教室で教えていて気付かされたことがある。年配者の中には
「次は何をするんですか」 と聞いてくる生徒さんが多い。
次にやることが気になるのだろう。次の作業に入るや、またすぐに
「次は何をするんですか」 と聞いて来る。私はその都度、
「今、やって下さいと言ったことを、きちんとやって下さいね」
と諭すように言っている。
何でだろうかと不思議に思っていたが、ある時にレギュラーの遠藤さんが、
「若い人は教えてもらうことに慣れてるんですが、歳をとると教えてもらうことを忘れてるんですよ」
と教えてくれた。なるほどと思った。
遠藤さんは芸術の大学で作曲理論を教えている准教授である。ロクロも大変上手になっていたが今は休んでいる。多忙なようだ。最近は、大学が主催している年二回のオープンカレッジの受講者募集の案内パンフで名前を見掛けることが多くなった。
遠藤さんが基本を学んでいるときは、教えられたことを、その都度、復習してから作陶に取り掛かっていた。両手の構え方なども、その都度、両手で形を作って、確かめてから始めていた。この徹底ぶりにも驚かされたが教えられた。
なるほど、若い人は言われた通りに、素直に聞いてやってくれる。
若い人たちは教えてもらうことに慣れているのです。吸収も早いわけです。
何年か前に1年半ほど、中学生の日向子ちゃんが毎週教室に来ていた。
素直に話を聞いてくれて、言われた通りにやってくれた。すぐに上達した。
その後、県外の高校に進学し今は大学生だ。懐かしく思い出される。
来年は卒業だろう。勉学に励んでいることだろう。
歳をとると、教えてもらうということを忘れてしまってるようだ。
いつのまにか 「習う」 「教えてもらう」 ということを忘れているのです。
歳を重ねるごとに自我意識も強くなり、思考力が先行してくるのだろう。
習い事をする時は、小学生、中学生の時に戻ることが大事です。
教えられた通りにやることです。言われた通りにやることが大事です。
教えられ上手になることです。それが上達への早道です。
そして、それを忘れないように覚えることです。メモに残すことも大事です。
その為には、基本を教えてくれる教室で学ぶことが大事なことになってきます。
教えることも難しいです。すぐに理解してくれる人もいれば、なかなか理解してくれない人もいる。様々なのです。学校の先生やスポーツのリトルリーグのコーチたちが怒鳴りたくなるのも分かるような気がする。大声を出したくなる気持ちをグッと抑えながら、優しく、易しく教えるのです。私はこの辺の所が不足している。ついつい強い口調になってしまう。それでも生徒さんはついて来てくれる。上手になって欲しい、基本を知って欲しいという気持ちが伝わっているのだろうか ・・・ 。
好きなようにやって下さいと言うスタイルの方が楽だろうが、教室ではカリキュラムに沿って一つひとつ丁寧に細かくこまかく、辛抱強く教えている。生徒さんが上手になっているのを見るのは楽しい。生徒さんは、作品を自分で使うだけでなく、知人にプレゼントしたりして喜ばれている。そして、生徒さんが作品を展示販売するたびに、好評を得ていることも、私にとっては大変嬉しいことである。
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※ 9月30日 (月) からの
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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは数部。