陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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  電話 097‐545‐3581

日日是好日/連載40

2020-06-25 08:06:11 | 日日是好日/連載
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 第15章 : 道(どう)には決まりごとがあるということ

私は富士五湖の山中湖で初めて陶芸を体験した。
最初はゆがんだ変わった形を作るのが好きだった。
東京でいくつかの陶芸教室に通う内に基本があることが分かった。

当時は、スプーンやしゃもじなどで遊びながら作る教室や、
七輪陶芸やオーブン陶芸などが持てはやされていた。
粘土細工的なものづくりが陶芸の流れだった。
書店にもそういう参考書が氾濫していた。今だに手びねりの
入門書などは粘土細工的な作り方をしているものが多い。

抹茶茶碗のような伝統的な樂茶碗を作るなら話は別だが、
食器などを作るなら基本に沿った作り方をすべきだろう。
誰でもが一様に出来る手法が基本であるべきだ。そして、
手びねりもろくろ挽きも一貫した同じ手法でなければおかしい。
ちなみに、樂茶碗は手捏ね (てづくね) という技法です。
外側も内側も削り出します。そして、1個ずつ焼成をします。

手びねりは、ろくろ挽きと異なった作り方をしている例が多い。
ろくろの名手たちが、経験のない手びねりを教えてるからだろうか。
はたまた、本人がやったことがないと思われる手びねりを、
これが手びねりですと入門書にして出版してるからだろうか。

書籍類は著者の知名度やキャリア、履歴をうたえば売れる。
そういう参考書には、素敵な作品の写真がたくさん掲載されている。
「いい作品だろう」 「いい作品です」。「上手いだろう」 「上手いです」
そういうものを良しとしてきた出版社も浅薄ではなかったろうか。

キャリアのある人はどんな作り方をしても上手に作れる。
You Tube でも粘土細工的な作り方をしている映像が大半だ。
何も知らない人達がそれを真似ると、すぐに行き詰まるだろう。

粘土細工的な陶芸では寂しいではないか。
陶芸にも道理にかなった手法、作法があるはずだ。
茶道、華道、剣道、柔道や相撲などには細かな決まり事がある。
礼に始まり夫々に決まった作法がある。そして礼で終わる。
陶芸には残念ながら決まりごとがない。自由こそ陶芸だろうか。

手びねりと言えども基本がある筈だ。作法がある筈だ。
そして、手びねりもろくろ挽きも同じでなければおかしい。
手びねりが粘土細工で、電動ろくろが機械づくりでは寂しい。
ただ綺麗に出来ていればよいと言うものではないだろう。
陶芸にも決まりごとや作法がほしい。陶芸も “陶道” でありたい。
陶芸にも、手びねりからろくろまで一貫した基本的な作法がある。

基本を知ってほしいという気持ちがますます強くなっている。
You Tube に作陶の動画をアップできると良いのだがそのスキルがない。
「日日是好日」 の連載が終えたら、「作陶の基本」 をブログに開示しよう。
手法や作法を文章で説明するのは難しいがトライしてみよう。
乞うご期待、 “陶道” の始まりはじまり??!!

 山中湖と富士山


・ 逆さ富士、ダイヤモンド富士が見えるスポット。早朝の赤富士も神秘的!
・ 対岸の右手が山中湖村、湖畔沿いにお店。左手奥に旭ヶ丘別荘地
・ 富士山の裾野に白く広がるのがススキ野原。左中腹に宝永山
・ 湖畔を一周できる快適なサイクリングロードが整備されている
・ 山中湖には白鳥やボート、ヨットに水陸両用のカババスなども浮かぶ
 そしてワカサギやブラックバス釣り。左奥には平野のテニス村あり
・ 村営の温泉もある。「石割の湯」 に 「紅冨士の湯」
・ 標高約1,000m、湖畔一周約14km、富士五湖で一番大きい湖
・ さて、東海道新幹線から富士山はどんな形で観えますか?


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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。


☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
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  完売御礼
 ☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。


先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
 
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