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(1年前に戻って書きます)
第18章 : 長い目で今を生きること
陶芸教室を開いて 14年目を迎えた。14年間も続けられるとは思わなかった。感慨深いものがある。この 『日日是好日』 の連載も最終章に近づいた。続けて掲載しよう。これも書いておきたい。教室を開く際に大きな励みと支えになった本がある。それは、聖路加国際病院の故日野原重明先生の著書 『人生百年 私の工夫』 (幻冬舎) という本である。
「自分の今までの無視し続けた面を充実させる時が来たのである。」
「子どものころは、親が育ててくれました。学校に通うようになれば、教師が育ててくれます。仕事や家庭をもつようになれば、今度は社会が育ててくれます。つねに、周囲から、私たちは育てられてきたのです。・・・これからは、自分が自分を育てなければならない季節がやってきたのです。・・・これまでの人生は、いわばノルマで走らされている人生です。ムチでお尻を叩かれ、仕事に子育てにと走り続ける人生マラソンです。・・・ そのノルマから開放され、好き勝手に人生を謳歌するのです。」
「・・・ 心の中に夢や理想を描き、それを実現しようと生きることです。」
「後半の人生こそは、あなた方が自由にデザインできる希望のある人生である。・・・ みなさんの体の中には、機会がなかったためにせっかくのよい遺伝子も陽の目を見ずにそのまま潜在しているのではないかと思います。」
「自分が学んだことを次世代に教えるということこそが、生きる価値の大きな部分を占める。・・・ その人が学んだことを次の世代に伝えれば、その言葉や行ないはいつまでも生き続けます。」
などなど、気持ちを奮い立たせる鼓舞する珠玉の言葉がたくさん記載されていた。これらの言葉に刺激され、大変励まされた。私の座右の書となった。
(注記 : この書はタイムリーにも 2002年の発売当時に購入したものだが、今年 5月に明林堂書店に立ち寄ったら、単行本になって 6、7冊ほど平積みされていた。数日前には 1冊しか残ってなかった)
教室以外のことでも悩んでる時に幾度となく開いて読み返してきた。この座右の書は、その後のある出来事でも心の支えになってくれた。帰大してから実家のことで継母の妹兄弟の行為に苦悩していた時期があるが、この本に支えられた。
「強い刺激は病気を引き起こす。それでも、ストレスといわれる一つの刺激の中にもかえってその人間が健やかに生きられるものがある。」
「逆境に耐えることが、人間らしくなる。」
などなどの言葉が当時の私には力強く胸に響いた。
私はその後、この体験をフィクション風にまとめて本を自費出版した。初めて書いた本である。 『相続 その一幕』 (ブイツーソリューション) という本である。この本のあとがきに、『人生百年 私の工夫』 が心の支えになったことを書いた。そして、感謝の気持ちを伝えたくて先生あてに自費出版したこの拙い本を贈ったのです。
暫らくしてから、日野原先生から直筆の葉書をいただいた。
「拝復 このたびは非常に参考となる御高著 『相続』 をお送り戴き御礼申しーます」
とペン字で書かれていた。深く感激し感動した。
その3年後に日野原先生の104歳の記念講演が大分市のいいちこホールで開催された。平成28年(2016年)の 6月である、すぐに講演を聴きに行った。その時には、念願だった陶芸の本を自費出版できたことも伝えたくて、拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』 を持参し、メモ書きを添えて、係りの方に先生に渡していただくようお願いした。
104歳になる先生はお元気でした。杖をついて舞台中央まで歩いて出て来られて、マイクの前に立つや、にこやかな表情で杖をバタンとほおり出された。その茶目っ気にわ~っと超満員の会場が沸いた。元気さをアピールされていた。
講演後に、廊下を車椅子で帰られる先生を遠くから見送りながら、なんとも言えない万感の思いをいだいた。ありがとうございました。
<追記>
この座右の書を、ことあるごとに読み返しているが、昨日、開いてみるとこれまでは気にも留めなかったことに気付かされた。
「人間の頭脳は、体を動かすことと考えることを、同時にはできない。速く歩けば歩くほどに悩むことができなくなる」 とウオーキングを勧めている。コロナウイルスなどで憂鬱な気分になるが、ストレスを抱え込むよりも国際マラソンコースにもなっている少し遠いが別大国道の海岸線の遊歩道でも歩いてみようかと思うようになった。また、最近は耳も遠くなってきている。「自分の気の持ちようで、補聴器はイヤリングにもなる」 の章も新たな気付きとなった。最初からまた読み返して気力をいただこう。
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!
完売御礼
☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
※ 令和 2年1月16日から
「いいね」 などの表示ボタンもアップしてみました。
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誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
限定されるようです。ブログキャリアが一年半と浅いので、
Goo ブログの訪問者が少ないのが、物足りなく残念ですが
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ランキングバナーもクリックしていただくと深々とお辞儀です。
他のブログも参考になると思いますよ。
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陶芸教室を開いて 14年目を迎えた。14年間も続けられるとは思わなかった。感慨深いものがある。この 『日日是好日』 の連載も最終章に近づいた。続けて掲載しよう。これも書いておきたい。教室を開く際に大きな励みと支えになった本がある。それは、聖路加国際病院の故日野原重明先生の著書 『人生百年 私の工夫』 (幻冬舎) という本である。
「自分の今までの無視し続けた面を充実させる時が来たのである。」
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「・・・ 心の中に夢や理想を描き、それを実現しようと生きることです。」
「後半の人生こそは、あなた方が自由にデザインできる希望のある人生である。・・・ みなさんの体の中には、機会がなかったためにせっかくのよい遺伝子も陽の目を見ずにそのまま潜在しているのではないかと思います。」
「自分が学んだことを次世代に教えるということこそが、生きる価値の大きな部分を占める。・・・ その人が学んだことを次の世代に伝えれば、その言葉や行ないはいつまでも生き続けます。」
などなど、気持ちを奮い立たせる鼓舞する珠玉の言葉がたくさん記載されていた。これらの言葉に刺激され、大変励まされた。私の座右の書となった。
(注記 : この書はタイムリーにも 2002年の発売当時に購入したものだが、今年 5月に明林堂書店に立ち寄ったら、単行本になって 6、7冊ほど平積みされていた。数日前には 1冊しか残ってなかった)
教室以外のことでも悩んでる時に幾度となく開いて読み返してきた。この座右の書は、その後のある出来事でも心の支えになってくれた。帰大してから実家のことで継母の妹兄弟の行為に苦悩していた時期があるが、この本に支えられた。
「強い刺激は病気を引き起こす。それでも、ストレスといわれる一つの刺激の中にもかえってその人間が健やかに生きられるものがある。」
「逆境に耐えることが、人間らしくなる。」
などなどの言葉が当時の私には力強く胸に響いた。
私はその後、この体験をフィクション風にまとめて本を自費出版した。初めて書いた本である。 『相続 その一幕』 (ブイツーソリューション) という本である。この本のあとがきに、『人生百年 私の工夫』 が心の支えになったことを書いた。そして、感謝の気持ちを伝えたくて先生あてに自費出版したこの拙い本を贈ったのです。
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104歳になる先生はお元気でした。杖をついて舞台中央まで歩いて出て来られて、マイクの前に立つや、にこやかな表情で杖をバタンとほおり出された。その茶目っ気にわ~っと超満員の会場が沸いた。元気さをアピールされていた。
講演後に、廊下を車椅子で帰られる先生を遠くから見送りながら、なんとも言えない万感の思いをいだいた。ありがとうございました。
<追記>
この座右の書を、ことあるごとに読み返しているが、昨日、開いてみるとこれまでは気にも留めなかったことに気付かされた。
「人間の頭脳は、体を動かすことと考えることを、同時にはできない。速く歩けば歩くほどに悩むことができなくなる」 とウオーキングを勧めている。コロナウイルスなどで憂鬱な気分になるが、ストレスを抱え込むよりも国際マラソンコースにもなっている少し遠いが別大国道の海岸線の遊歩道でも歩いてみようかと思うようになった。また、最近は耳も遠くなってきている。「自分の気の持ちようで、補聴器はイヤリングにもなる」 の章も新たな気付きとなった。最初からまた読み返して気力をいただこう。
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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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