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第16章 : 雨の日は、雨を聴くこと
教室を開いた頃は若い女性の生徒さんが多かった。暫らくすると結婚する生徒さんが多くなった。「当教室で陶芸を始めると結婚できますよ」 をキャッチフレーズにしようかと思ったほどだ。
最初の生徒さん、真紀ちゃんは、結婚してから出産の 1ヶ月前まで教室に来てくれた。大きなお腹でろくろ挽きをしていた。出産後もすぐに来てくれた。赤ちゃんをベビーカーに乗せて陶芸をやっていた。赤ちゃんが泣き出すと私がベビーカーを動かして教室内を何周もしていた。子供さんが 1,2歳になる頃は作業台の真ん中に座らせて陶芸をやっていた。不思議なことにお地蔵さんのようにじっと座って動かない子だった。歩けるようになるのかなと心配したほどだ。今は野球チームのエース、4番バッターとして活躍している。身長もチームメートよりも頭一つ分だけ飛び抜けて高い。大リーガーの大谷選手の子供時代のようだ。
その後も次男を出産してすぐに復帰してくれた。今も子育てに仕事にと忙しいようだが、時々来てくれる。この 「日日是好日」 を書き終える頃には三人目の子供さんが生まれてるだろう。最初の頃に入会した生徒さんたちは次から次へと結婚して出産をしている。村井さんや、松本さん、三河尻さん、東田さん ・・・ 。美佳子ちゃんは今も通っている。あか抜けした作品をつくる木本さんも 2年ほど前に結婚してる。
その数年後に入会した藤原さんは、8年間くらい子供が出来なかったようで諦めていたようだったが、陶芸を始めてから子供を授かっている。生徒さんの作品展なども開催していたので、環境や気分が変わったのも良かったのだろう。
子供さんがいない伊藤さんと前田さんは、「私にはもう無理です」 と言っていたが、もう少し早く入会していたらお目出度に出逢えたのかも知れない。そんな結婚、出産ブームの頃に、中高年の榊さんや、安藤さん、野田さん、岩田さん、足立さんたちが入会してくれた。
その間にも、中学生の日向子ちゃんや、はたち前後の神屋さん、秦さん、20代後半の後藤さん、小嶋さん、幾竹さん、30代の首藤さん、高橋さん、40代の朋子さん、そして、ろくろ上手な男性の遠藤さんや、手びねり上手な恵良さんたちが入会している。30歳前後の男性も大久保さんが入会してくれた。入会した経緯が面白い。鹿児島に赴任中に占い師に見てもらったら、「あなたは陶芸をしなさい」 と言われたそうだ。女性の生徒さんから、・・ くんと呼ばれていた。さんよりもくんが似合うタイプだった。結婚後も暫らく通っていた。
生徒さんは 10代から 60代まで幅広い年代層になってきた。そして、新しい生徒さんも徐々に増えてきて今になる。ほとんどの生徒さんが続けてくれている。
一昨年までは、20代後半の後藤さんが、高校時代の親友の小嶋さんと二人で、仕事帰りに熱心に通っていた。後藤さんが結婚し、小嶋さんが一人暮らしを始めたりでやめたが、やめる時にお二人で菓子折りを持って挨拶に来てくれた。後藤さんは 11月頃に出産すると言っていた。赤ちゃんを連れてきてほしいね。おとなしいお二人だったが、陶芸好きだったので再開する機会が来るといいね。お二人の可愛い素敵な作品もその内に披露したい。生徒さんの過去の作品もこれからアップするようにしよう。
若い女性の生徒さんは子育てや仕事の合間に来てくれる。中高年の生徒さんは、お勤めや親御さんの介護や看護などで忙しいようだが、その合間をぬってに来てくれる。親御さんの看病などで長い間、休んでいた三重野さんも復帰してくれた。これからも介護が続くようだ。二村さんも復帰してくれた。生徒さんたちは教室に通う回数が減ってきているが継続して来てくれるのが嬉しい。
教室を開いてから解かったことだが、女性は複数のいろいろなことを同時にこなせるようだ。雑談しながらロクロもできる。男性には難しいことだ。男性は一つのことしか集中できない。歳をとるほどに女性はタフになるようだ。そんなことにも感心する今日この頃だ。
最近は古田さんや中村さんなどご夫婦で来られる生徒さんも増えてきた。子育ても一段落している。息の合った夫婦で羨ましい。
大分では市が運営している陶芸教室に通ってる人が多い。費用もタダみたいに安いので、民間の教室にはなかなか来てくれない。特に男性は少ないが、県外から単身赴任で来ている男性がよく通ってくれる。熱心に通ってくれる。3,4年もするとまた移動がある。三上さん、浅野さん、佐々木さんなど懐かしい。
教室を開いた 14年前は陶芸ブームが去っていた。当時、9軒もあった教室が今は 2軒しかない。1軒も昨年なくなったようだ。その後も 2、3軒ほど増えたり減ったりしているが、その内の 1軒くらいは続いているだろうか。
こちらで教室を開いてみると、東京などと違って。車社会なので駐車場がないと生徒さんが来てくれない。これが大きなネックになる。教室は大分市の住宅地にあるので、車を何台も置けるようなスペースはない。駐車場を 2台分借りて 4台は置けるようにしているが、これ以上は無理だ。
陶芸は 20年ほど前のブームから遠ざかって久しいが、東京のように若い人たちこそ陶芸に親しんでほしい。陶芸を楽しんでほしい。そして、陶芸をやるからには、きちんとした基本を学んでほしい。
翌年の今年は、NHKの朝ドラ 「スカーレット」 が始まって、入会する人が増えてきたので喜んでいたのだが、コロナで急ブレーキがかかった ・・・。1年もあっと言う間に半年が過ぎた。大雨も続く。青空を暫らく見てないが夏も間近だ。
雨降る夕暮れ時、傘を叩く雨音が和らいだ
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☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
アマゾンの陶芸ベストセラーでNo.1 にランクされたこともある実用書。
アマゾンへは、こちら をクリック。定価は1,400円です。
リユース本には、5,000円のプレミアムも付いてます!!
完売御礼
☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
いいことが書いてあるよね! 道理にかなった技法。それが陶芸です。
※ 令和 2年1月16日から
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誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
限定されるようです。ブログキャリアが一年半と浅いので、
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他のブログも参考になると思いますよ。
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第16章 : 雨の日は、雨を聴くこと
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最初の生徒さん、真紀ちゃんは、結婚してから出産の 1ヶ月前まで教室に来てくれた。大きなお腹でろくろ挽きをしていた。出産後もすぐに来てくれた。赤ちゃんをベビーカーに乗せて陶芸をやっていた。赤ちゃんが泣き出すと私がベビーカーを動かして教室内を何周もしていた。子供さんが 1,2歳になる頃は作業台の真ん中に座らせて陶芸をやっていた。不思議なことにお地蔵さんのようにじっと座って動かない子だった。歩けるようになるのかなと心配したほどだ。今は野球チームのエース、4番バッターとして活躍している。身長もチームメートよりも頭一つ分だけ飛び抜けて高い。大リーガーの大谷選手の子供時代のようだ。
その後も次男を出産してすぐに復帰してくれた。今も子育てに仕事にと忙しいようだが、時々来てくれる。この 「日日是好日」 を書き終える頃には三人目の子供さんが生まれてるだろう。最初の頃に入会した生徒さんたちは次から次へと結婚して出産をしている。村井さんや、松本さん、三河尻さん、東田さん ・・・ 。美佳子ちゃんは今も通っている。あか抜けした作品をつくる木本さんも 2年ほど前に結婚してる。
その数年後に入会した藤原さんは、8年間くらい子供が出来なかったようで諦めていたようだったが、陶芸を始めてから子供を授かっている。生徒さんの作品展なども開催していたので、環境や気分が変わったのも良かったのだろう。
子供さんがいない伊藤さんと前田さんは、「私にはもう無理です」 と言っていたが、もう少し早く入会していたらお目出度に出逢えたのかも知れない。そんな結婚、出産ブームの頃に、中高年の榊さんや、安藤さん、野田さん、岩田さん、足立さんたちが入会してくれた。
その間にも、中学生の日向子ちゃんや、はたち前後の神屋さん、秦さん、20代後半の後藤さん、小嶋さん、幾竹さん、30代の首藤さん、高橋さん、40代の朋子さん、そして、ろくろ上手な男性の遠藤さんや、手びねり上手な恵良さんたちが入会している。30歳前後の男性も大久保さんが入会してくれた。入会した経緯が面白い。鹿児島に赴任中に占い師に見てもらったら、「あなたは陶芸をしなさい」 と言われたそうだ。女性の生徒さんから、・・ くんと呼ばれていた。さんよりもくんが似合うタイプだった。結婚後も暫らく通っていた。
生徒さんは 10代から 60代まで幅広い年代層になってきた。そして、新しい生徒さんも徐々に増えてきて今になる。ほとんどの生徒さんが続けてくれている。
一昨年までは、20代後半の後藤さんが、高校時代の親友の小嶋さんと二人で、仕事帰りに熱心に通っていた。後藤さんが結婚し、小嶋さんが一人暮らしを始めたりでやめたが、やめる時にお二人で菓子折りを持って挨拶に来てくれた。後藤さんは 11月頃に出産すると言っていた。赤ちゃんを連れてきてほしいね。おとなしいお二人だったが、陶芸好きだったので再開する機会が来るといいね。お二人の可愛い素敵な作品もその内に披露したい。生徒さんの過去の作品もこれからアップするようにしよう。
若い女性の生徒さんは子育てや仕事の合間に来てくれる。中高年の生徒さんは、お勤めや親御さんの介護や看護などで忙しいようだが、その合間をぬってに来てくれる。親御さんの看病などで長い間、休んでいた三重野さんも復帰してくれた。これからも介護が続くようだ。二村さんも復帰してくれた。生徒さんたちは教室に通う回数が減ってきているが継続して来てくれるのが嬉しい。
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最近は古田さんや中村さんなどご夫婦で来られる生徒さんも増えてきた。子育ても一段落している。息の合った夫婦で羨ましい。
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こちらで教室を開いてみると、東京などと違って。車社会なので駐車場がないと生徒さんが来てくれない。これが大きなネックになる。教室は大分市の住宅地にあるので、車を何台も置けるようなスペースはない。駐車場を 2台分借りて 4台は置けるようにしているが、これ以上は無理だ。
陶芸は 20年ほど前のブームから遠ざかって久しいが、東京のように若い人たちこそ陶芸に親しんでほしい。陶芸を楽しんでほしい。そして、陶芸をやるからには、きちんとした基本を学んでほしい。
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大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
意外にも近くにあるのに気付かない人たちが多いですが、
下記の教室案内をご覧下さい。陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
☆ 教室案内 : https://blog.goo.ne.jp/asuka1
☆ 自費出版 : 『生活にうるおいを与える食器づくり』
こういう本があるといい。こういう本が欲しかった。残りは僅か。
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完売御礼
☆ お陰さまで拙著が 10月末で完売しました ☆
尚、通販元によっては、在庫が1、2部ほど残ってるかも知れません。
又、手元には予備が 5部ほどありますので、ご希望の方は教室宛に
書籍代 1,400円と送料 200円を同封のうえご注文願います。
先日も現金書留でご注文をいただきました。有り難うございました。
生徒さんもこの名著を時々読み返してね。復習になりますよ。
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