陶芸教室 夢工房あすか

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飛びカンナも軽やかに/11月の新作

2022-12-01 21:25:00 | 小皿、中皿、大皿
 
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引き続き足立さんの作品、飛びカンナの大皿です。
大分県で全国的に名をはせる焼き物と言えば “小鹿田(おんた)焼” です。
日田市の山間部にある一子相伝の窯元が 3家の 10軒。静かな山あいに
小さな川の流れで原土を叩く唐臼の音がコットン、コットンと響きます。
風情のある小さな窯業地です。一度は訪ねてみたい民陶の里です。

近くには福岡県の “小石原(こいしわら)焼” もあります。
両方を訪ねてみるのがよいでしょう。小石原は大きな窯業地です。
小石原にも久しく行ってませんが、東京芸大の講習会でアシストして
くれた鬼丸さん(当時は芸大大学院生)の翁明窯などもお勧めの窯元です。
足立さんや教室の生徒さんたちも以前は小石原窯元巡りをしてよく訪ねていました。
いつの間にかそれから何年間も過ぎてしまいましたね。月日の経つのが早い。

小鹿田焼では一子相伝の飛びカンナですが、足立さんは
窯元で修行してきたかのような飛びカンナを打っています。
上手になっています。リズミカルに跳ねるカンナの刻み模様が素敵です。
整然としたカンナ模様が躍動を感じさせます。心も和みます。
ろくろ挽きした大皿です。赤土に釉薬は黄瀬戸釉か。

23㎝径の大皿は、知人への還暦祝いに。

 

24㎝径の大皿は、海釣り大会の知人の優勝者へ。

 


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