とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

遅霜終わる

2014年05月14日 | 日記

当地の遅霜は例年5月13日頃が最後のようで、今年も夏野菜が無事育つ季節を迎えました。

筆不精なもので、長らく記事を書けておりませんでしたが、ぼちぼち畑の様子をお伝えしていければと思います。

さて、4月24日に1カ所4粒ずつ直播きしたズッキーニは本葉が伸び始めました。

20140514_zkn

ズッキーニは低温に強いのが特徴で、遅霜が降りるような朝の冷え込みにも肉厚な子葉がよく耐えていました。しかし、薄くて柔らかい本葉はそうもいかず、遅霜で焼けるかどうか際どいところです。

種を多目に播いておくと生育に数日の差が生じ、いち早く育ったものが霜にやられても、出遅れた株が生き残ってくれます。種に余裕があればの話ですが、1カ所10粒くらいにすれば、播種をもっと早めてもいけそうな気がします。

一方、何度か遅霜にやられて冷や冷やしたのがトマトです。

20140514_tmt

両手を広げたような子葉の間に小さな本葉が出始めました。4月20日頃の播種でしたが、本葉の展開は後に播いたズッキーニより遅れています。やはりズッキーニの方が幾分寒さに強いようです。

トマトは乾いた砂質土壌を好むとのことですが、確かに、土が湿った状態で朝の冷え込みに晒された時に冷害を受けていました。水遣りは朝行い、夕方には表土が乾いている状態にするよう心掛けないといけませんね。

コメント
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