5月5日の立夏から10日経ち、冷涼な当地でもようやく小麦の穂が出ました。
小麦の出穂は1日の平均気温15℃程度が目安だそうですが、昼夜の寒暖の差が大きい当地の場合、晴れた日で早朝8℃~日中22℃といった具合です。夏野菜は5℃以下では低温障害を起こしやすく、更に3℃を下回ると降霜により枯れてしまう恐れがあります。小麦出穂を確認し一安心です。
また、これを機に、トウモロコシやカボチャなどの生育に比較的高温を要する夏野菜も播種適期を迎えます。発芽だけなら5月初旬でも可能なのですが、温度不足により初期生育が停滞すると虫や鳥の食害が致命傷になりやすいので、発芽後勢いよく伸びる今時分から播くのが良い気がしています。