とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

ルバーブ株分け

2020年02月27日 | 日記
早い春の訪れに合わせて、ルバーブの赤い新芽が出始めました。昨年度の枯れた茎の脇から新芽が出て、今年度の茎が形成されます。


ルバーブは多年草であり、新芽が外側に出ることで年々株が大きくなります。混み合って根の行き場がなくなると十分な養分を確保できず、可食部である葉柄(葉の軸)が細くなってしまいます。そこで何年かおきに株を掘り上げて芽を切り分け、間隔を空けて植え直します。


ゴボウのような太い根ですが、ルバーブはタデ科であり深根性は強くありません。シベリア原産だけあって土壌凍結に強く、土壌水分がやや多目の方が良いようです。湧水が豊富な多湿黒ボク土に適した作物と考えられます。
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