とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

春作始め

2019年03月09日 | 日記
今朝の最低気温はマイナス8℃でした。今年は寒の戻りが強烈です。雑草の芽が既に出始めていますが、月初から早々種を蒔かなくて正解だったように思います。さて、昨日から春作用の畝準備を始めました。春先は十日以上かかるので、今蒔いても発芽は春分過ぎとなります。その頃にはさすがに今日のような冷え込みはないでしょう。

午前10時過ぎ、土の凍結が緩んだ頃合いを見計らって、昨日耕した畝を整形して鎮圧しました。強い陽射しで一日干された畝を夕方見てみると、畝のあちこちがひび割れていました。なかなか良さそうな「ひび割れ粘土質土壌」です。




一冬かけて畝間に発生させたスメクタイト(膨潤性粘土)を混ぜ込んだため、陽射しで乾燥して収縮し、ひび割れが生じたものと考えられます。一応、理論通りに土が出来上がりましたが、果たして野菜はうまく育つでしょうか。明日、レタスとホウレンソウを蒔く予定です。
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