とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

キクイモ収穫

2019年02月15日 | 日記
寒さが一進一退。
今年は暖冬で春が早いものとばかり思っていましたが、今週に限って言えばそんな気配はまるでありませんでした。来週の水曜からまた暖かくなるようですが、乱高下が激しいと再成長しかかった越冬ホウレンソウがまた霜で焼けてしまうので困りものです。

さて、本日は曇りがちの寒空の下、畑にてキクイモを掘り出しました。キクイモの背丈はゆうに3メートル超え。雑草の王者ブタクサと互角に渡り合えます。どちらもキク科ですが、この辺りの風土に適しているようです。


枯れた茎をつかんで引っ張ると、浅く広がった根がごそっと掘り出されます。可食部のイモは広がる根の下に付いています。同じキク科でも、太い直根が長く伸びるゴボウとはかなり違う育ち方です。根が浅く横に張るということは、おそらく、地下水位が高い場所を好むのでしょう。


ジャガイモと違ってキクイモは乾燥に弱いようで、土から離して貯蔵しておくとしぼんでしまいます。寒さに強く凍み上がらないことが分かったので、半月おきくらいで使う分だけ掘り上げることにしました。

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