とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

秋への移ろい

2013年09月03日 | 日記

昨日は雨が降りしきる中、去り逝く恩師を見送ってきました。いろいろな思いがあり、なんとも整理がつきませんが、地道に畑と向かい合いながら農法を引き継いでいければと思います。

さて、二日間雨が続き、秋野菜のスタートに十分な水が畑に満たされました。

自然農では、耕して土をかき混ぜることはせず、草をかき分けるように土を出し種を蒔きます。

写真は30cm間隔で一列に蒔き並べた大根の若葉です。

一般の栽培方法では一カ所に5、6粒蒔きますが、自然の生態系になるべく近い状態で栽培する当農園においては、バッタや鳥などによる食害が多いため、その1.5倍程種を蒔いています。

畑からの上がりの3分の1を虫や鳥などの動物に提供し、糞や死骸を肥料として残して行ってもらう。そんな心づもりでいます。

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