とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

不耕起の意味

2013年09月05日 | 日記

しっとりと湿った雨上がり。

8月に蒔いた水菜がちょっと大きくなっていました。そろそろ間引かないといけません。

130905_1741

場所を移し、小松菜の種を蒔こうと鎌を動かしていると、大きなミミズが地面から這い出してきました。

130905_1713

「不耕起」を特徴とする自然農の畑では、ミミズ、蟻、ダンゴムシ、甲虫類の幼虫など、たくさんの虫達が活動しています。虫達が食べ、消化し、排泄することによって、畑の表層を覆う枯草は有機肥料に変わり、次世代の植物へ引き継がれます。

植物→動物→植物という生命のリレーの上に、自然農の畑が成り立っています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋への移ろい | トップ | 白菜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事