とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

秋の気配

2013年08月26日 | 日記

処暑を過ぎ、朝夕だいぶ涼しくなりました。今朝は畑の気温が14℃で、涼しいを通り越して肌寒く感じたほどです。

当地の夏は短く、30℃を超える真夏日が7月20日~8月10日の間に数日ある程度。お盆を過ぎると最高気温25℃前後の日が多くなってきます。

大根、カブ、白菜、小松菜などの秋野菜は生育適温(地温)が15℃~25℃ですので、丁度今時分から健やかに育つようになります。

その代わり生育に20℃~30℃を必要とする夏野菜達は茎葉の勢いがだんだん弱まり、実の付きも悪くなってきます。

たわわに実を下げている十六ささげも収穫できるのはあと半月ほどでしょうか。

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本日お出しする予定の黄もちもろこしが数本余分に採れたので、我が家の食卓にも回しました。

一般に販売されているスイートコーンに比べると甘味が少ないですが、その分もろこしが持つ香りが強く感じられる気がします。種屋さんの説明には、「現在のスイートコーンに比較せず別の食べ物として味わうのが良い」とありますが、確かにそんな感じです。

甘いものが大好きな長男(5歳)はどちらのもろこしも喜んでばくばく食べますが、年のせいでしょうか、最近甘味が強いものが苦手になってしまい、個人的にはもちもろこしの方が食べやすく感じます。

もろこしにはアワノメイガなどの実を食い荒らす害虫がおり、一般栽培においては殺虫剤を入念にかけて綺麗な実が採れるようにします。当農園では、もろこしも無農薬で栽培しておりますため、虫食いのある実が時折混じってしまいますが、ご理解の上ご購入頂ければ幸いです。

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