昨日は昼から夜半まで雨が降り続きました。
一夜明けて恐る恐るトマトを見てみますと、赤く色づいた玉の首の辺りに小さく亀裂が入っていました。
乾燥を好むトマトにとっては雨が半日も続くと厳しいようです。
今年は水はけを良くするために土手でトマトを育てています。
雨が多くなる時期に入りましたが、なんとか耐えてたくさん実って欲しいものです。
一方、トマトの傍で育てている枝豆はこの雨を待ちわびていたようで艶々しています。
梅雨に発芽し、秋雨で登熟。枝豆は四季のある東アジア地域に適応した作物です。
しかし、欲張って秋雨前に早採りしようとすると、盛夏の日照りで実が太らず終わってしまうことがあります。
大干ばつの今年がまさにその状態でした。お盆に合わせて採るつもりだった早生の枝豆は全然駄目でした。
写真のものは完熟大豆用の品種で秋雨を受けてじっくりと登熟します。枝豆として食べると、粒が大きく濃厚な味わいがあり、食べ応えがあります。
枝豆農家の場合、動力ポンプで農業用水路から大量に水を引き上げて潅水し盛夏の出荷を可能にしているようですが、今年のような干ばつの場合には用水路自体が渇水するありさまで、かなり大変だったようです。
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