とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

レタス活着

2019年04月06日 | 日記
寒波が抜けたので、定植した越冬レタスにかけておいた防霜シートを昨日外しました。昨日の時点では、霜害によってどの株も茶色く焼けていましたが、1日経過して鮮やかな赤味を取り戻しました。枯れ死したものはなく、一安心です。苗床から動かした直後は、根が切れるため乾燥や霜に弱くなる上、外葉が枯れ落ちるなど生育が一時後退します。今度の冬は、移植無しのレタス栽培を模索してみたいと思います。

シートを外したレタス畝には、早速、ムクドリが虫をついばみに飛来しました。農薬(殺虫剤など)を使用しない農法では、野鳥が重要なパートナーです。定植したばかりの苗は、根切り虫に株元を喰い切られることがありますが、幼虫好きな野鳥がそれを防いでくれます。


自宅前の梅がようやく8分咲き。今年は桜の開花が遅くなりそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

異例の寒波抜ける

2019年04月05日 | 日記
一昨日、昨日と二日続けて最低気温マイナス7℃を記録。4月としては異例の寒波がやっと抜けました。本日は早朝から快晴で、気温がぐんぐん上昇。浅間山の雪もみるみる解けていきました。


最高気温は20℃で、湿度が10%を割り込みました。当地の4月らしい、乾いた春の陽気です。


想定外の低温により、畝の菜の花や越冬ホウレンソウがかなり焼けてしまいましたが、農業用水路沿いの石垣に自然生えしている野良アブラナは石垣の蓄熱に護られた為か、大株にも関わらずほとんど霜害を受けていません。


また、日当たりの良い土手に生える雑草(ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリなど)もほぼ無傷でした。


同じ雑草でも、水はけの悪い所に生えているものは凍み上がって黄色く焼けていたので、霜を乗り切れるかどうかは土壌条件次第と考えられます。畝の作物が、石垣や土手と同等に育つよう、土壌の研究・改良を進めていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強烈な冷え込み マイナス7℃

2019年04月03日 | 日記
今朝は強烈に冷え込み、久々に自宅の窓が凍って開かなくなりました。畑に到着し、真っ先に記録温度計の最低温度を見ると、まさかのマイナス7℃! 4月に入ってここまで冷えたのは初めてです。

恐る恐る、各畝の発芽したばかりの野菜達を見て回りました。

ホウレンソウ。本葉が若干焼けたようにも見えますが、特に問題無さそうです。さすがはホウレンソウ。 


ルッコラ。マイナス7℃を見た瞬間、凍死を覚悟しましたが、予想外の結果。まったく凍みていません。


サニーレタス。こちらも無傷。


絹さやエンドウ。団粒化が不十分(砂と粘土が分離している状態)で、まだ湿っぽさが残る場所に蒔いたためか、葉先がやや焼けています。致命傷ではないと思いますが、要経過観察。


気温の乱高下にも影響されにくい安定した土壌が出来上がりつつあるようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする