打掛（白無垢） 黄変しみ しみ抜き 正絹素材

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

打掛（白無垢）のしみ抜きの依頼です。 

打掛（白無垢） 

打掛（白無垢）　裏裾　黄変しみ 

画像では一寸見づらいですが、シミ抜きシールの部分に黄変しみがあります。

打掛（白無垢）　裏裾　黄変しみ （ブラックライト照射）

ブラックライトを照射してみました。

ブラックライト（英語 black light）とは、わずかに眼で見える長波長の紫外線を放射する電灯である。

ブラックライトの光自体は人間の目にほとんど見えないが、ブラックライトを当てた物体は内部に含まれる

蛍光物質だけが発光するため、非破壊検査の磁粉探傷試験に使われるほか、視覚効果の一種としても利用される。

生地に蛍光剤が使用しているかを見る時にブラックライトを照射して確認をします。

しみの部分が浮かび上がって見えます。

打掛（白無垢）　裏裾　黄変しみ　しみぬき後

綺麗になりました。 

打掛（白無垢）上前 

打掛（白無垢）上前 （ブラックライト照射）

ちなみに上前にもブラックライト照射してみました。

縫い取り刺繍柄の刺繍糸も蛍光剤が入っている事が分かります。

しみ抜きで漂白すると蛍光剤が壊れて黄色っぽく見える為要注意です。

 

着物のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

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