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創業106周年きものお手入れと洋服のメンテナンス店一級染色技能士の仕事事例と日常生活

家紋について

2017年10月16日 | コラム

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

先日親戚の葬儀があり家紋の話になりました。

親戚の方にょると丸に木瓜(まるにもっこう)の紋と言っていました。

丸に木瓜 

紋帖の平安紋鑑の、もの部2、丸木瓜(まるにもっこう)調べるとこの紋です。

以前この家のお墓で見た紋は丸木瓜(まるにもっこう)と違う紋だった記憶があったので

再度調べて見ました。

お墓の家紋 

お墓の家紋の画像を見てみると似ていますが違う紋でした。

この紋は丸に四方木瓜(まるにしほうもっこう)でした。

四方木瓜(まるにしほうもっこう)

丸に木瓜とよく似ていますが違う紋です。

一般の方の記憶違いと思いますが、我々の呉服の加工業はこんなことで間違った場合は

とんでもない事になります。以前聞いた話ですが、小売屋さんが嫁入り衣装の紋付きの

紋を間違って入れたために紋の入れ替えをするわけにも行かずに作り替えたそうです。

お客様の言い分としては、「娘に傷モノは持たせられない」との事でした。

葬儀場に行くと喪主さんが紋付きを着ていましたが、紋は五三の桐が入っていました。

五三の桐

五三の桐は既製品や紋の分からない方が付ける事が多い紋です。

当店でも紋入れする時に五三の桐とご指定の場合は家紋をご存知かお尋ねします。

分からない場合はご実家のお墓や親戚のお墓に彫って有る事をお伝えしてお調べいただき

これを機会にご実家の紋を知ってもらいます。

一般の方はあまり馴染みが無いですが、自分のルーツ探しの手がかりにもなります。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

 〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

 

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