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スカート 塩素系漂白剤(ブリーチ・ハイター)による脱色 色掛け ポリエステル素材

2016年02月02日 | 洋服(色掛け・色修正・染直し・部分染・染色補正)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

店のお客様が塩素系漂白剤(ブリーチ・ハイター)による脱色したので

色掛けをして欲しいとの依頼です。

スカート 脱色 Before

トイレ掃除の最中に塩素系漂白剤が飛び散り脱色しました。

スカート 脱色(アップ画像) Before 

トイレ掃除の最中に塩素系漂白剤が飛び散り脱色しました。 

色掛けをして脱色の修正いたしました。

 スカート 脱色 色掛け after

色掛けをして綺麗に修正いたしました。

 

塩素系漂白剤について

塩素系漂白剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムという化学物質です。

次亜塩素酸ナトリウムは酸性にすることで、分解して塩素ガスを発生するので、漂白剤にはアルカリ剤として水酸化ナトリウムが含まれています。

塩素系漂白剤の危険性は塩素ガスが注目されがちですが、実は水酸化ナトリウムも危険な化学物質です。

水酸化ナトリウムは強アルカリ性の物質で、タンパク質変性作用が強く、間違って目に入った場合失明の恐れもあります。

化学系の実験を行う現場では、その取り扱いは青酸カリより注意が必要ともされています。

塩素系漂白剤を使用するときは絶対に原液を素手では扱わないようにし、もし手に付いた場合は、直ちに大量の水で洗い流してください。

また、洗剤の誤飲は常に家庭での事故の上位を占めています、小さな子供のいる家庭では、絶対に子供の手が届く場所には放置しないよう注意が必要です。

混ぜるな危険と注意書きがありますが、いったい何と混ぜると危険なのでしょうか?

1.酸性の洗剤  トイレ用の洗剤は酸性のものが多いので要注意です。それらの洗剤にも「混ぜるな危険」の表示があります。

2.お酢やクエン酸  石けん生活を送っている人の中には、お酢やクエン酸を使っている方も多いと思いますが、これらは立派な「酸」です。

 カビ取り洗剤を使った後、中和しようと思って、お酢などをスプレーしたら危険です。

3・カビ取り洗剤をお風呂場で使って、長時間放置した後も危険です。空気中の炭酸ガス(酸)がカビ取り洗剤のアルカリ剤を中和して、

 自然に塩素ガスが発生します。カビ取り洗剤を使うときは、必ず換気扇を回してください。

塩素系漂白剤を使用する時は十分お気を付け下さい。

 

洋服の色掛けは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

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