ロンドンテロの実行犯4人が、張り巡らされた監視カメラの追求によって特定された。
それ自体は正しいことかもしれないが、何かしら監視社会の恐ろしさを予感させられる。
我々個人の行動もその気になれば監視カメラで特定される。
UEのテロ対策会議でも、個人のメール・電話の記録を一定期間保管することを義務付ける云々のことが検討されているみたいだ。
そんなことが悪用されるようにならないとは保障できない。
会社時代の携帯電話の通話先一覧表を思い出す。
携帯電話を会社が貸与し、使用は業務連絡に限定。不正使用を防止するため通話先の詳細一覧を請求書に添付してもらっていた。
当然不正使用のオンパレード、自宅に何度も私用電話する、業務に関係ない相手と長話、そんなことが通話先一覧から判明する。
パソコンのメールも監視している会社がある。私的なラブラブ会話もすぐばれる。
国家がその気になれば国民の監視体制を強化することが可能になる。
・全員の指紋と顔写真を登録管理する。
・住民基本台帳の登録管理
・自営業の所得の把握体制(サラリーマンはすでに管理されている)
・個人の一生の履歴をコンピューター管理する
(犯罪暦、家族構成、結婚離婚、思想傾向、病歴、学歴、職業暦)
科学技術とコンピューターの進化によって、国民の隅々まで管理することが可能な時代になった。
監視社会には生きたくはない。
そうならないことを望みたい。